夢と知りせば醒めざらましを

楽しいこと全部、私のもの

ずぼらな私の美容小話

 
#0 はじめに

    どうも、この世に生まれ落ちた瞬間からずぼらな私です。ずぼらな私は、すべての物事において低コストで最善を尽くしたがります。だから私にとって、コストをかければかけるほど効果が表れる『美容』ってやつは相容れないんです。でもそんな私にも人並みに「美しくありたい」という欲がある。厄介なことに。

    今から書くことは、ずぼらな私がいかにして「美しくありたい」という欲求と日々向き合っているかという言わば戦いの記録です。これを読んで、美容を頑張ってる人もそうでない人も「こいつよりはマシ」と思ってもらうことで、またより一層ご自身のこだわりを愛してもらえればいいなと思います。私も誰になんと言われようと、自分で自分のやり方を存分に愛しているので。

 

#1 朝洗顔のこと

    最近気付いたが、洗顔が嫌いだ。特に朝にする洗顔が嫌い。顔回りの髪が濡れるし服や床も濡らしてしまうから。別に髪を後ろに纏めて濡れたら拭けばいいだけなのだが、私みたいな人間からすると洗顔ごときにそんな手間を取られるのが憎い。だから極力洗顔はしたくないのだけれど、そういうわけにはいかない。朝起きた時のあの顔がべたついてる感じに耐えられない。でも洗顔は後処理がめんどうに思う。

    そこで、私はこのメイク落としシートを使う。メイク落としシートなら水滴が発生しないので、諸々のストレスを解消してくれる。製品に特にこだわりはなく、今のところドラッグストアで安くなっていたものを使っている。探せばちゃんと朝用の洗顔シートなるものも売っているが、割高なのでメイク落としシートで代用している。素人の私には違いがわからないし、今のところ実害はなく快適に過ごせているからこれでいいのだ。

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#2 在宅メイクのこと

    大変ありがたいことに4月から在宅勤務をさせてもらっている。さらにありがたいことに、今のところ会議は基本音声だけで行われている。この状況に甘んじてずぼらが加速し、毎日ほぼノーメークで過ごしている。

    だが、在宅勤務中でもメイクをしなければならないイベントが存在する。オンライン飲み会である。本来、会社の飲み会は一切お断りするくらい苦手だが、このご時世に断れる理由がないので嫌々参加している。嫌すぎて『オンライン飲み会 断り方』とネットで検索したが、「正直に『飲み会が嫌』と言いましょう」という世も末みたいな回答しか出てこなかったのでもう諦めている。

    そんなわけで、飲み会に誘われてしまった日だけはメイクをするのだが、楽しくもない飲み会なんぞにせっかく改善されつつある肌が汚染されてしまうのは許せないので、メイクと呼ぶのも惜しまれる程度に施している。メラノCC美白ジェルでベースを整えた上にいきなり画像左の毛穴パテ職人のパウダーをブラシで載せ(BBパウダーなので許してほしい)、素肌記念日(名前が素敵)のリップを塗り、セザンヌのパールグロウチークを頬、鼻、瞼などに塗って終わり。私はこれら(画像に映ってるもの)を3種の神器と呼んで愛でている。あとは適当に眉を整え、気まぐれにアイラインを引いたりする。メイクは手抜きでも、座った時の照明の位置を顔の正面に配置するだけで、パールグロウチークたんがいい感じに反射してくれていろいろを誤魔化してくれるので、にっくきオンライン飲み会なんぞこれで十分。

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#3 クレンジングのこと

    いつか読んだオーガニック信者の方の記事にあった「クレンジングは菌を落としすぎてしまうので不要」という内容を都合よく解釈し、つい最近までお湯のみでメイクを落としていた。

    その意識が変わったのは、ある日彼氏の家に遊びに行った時のこと。彼氏の家に突然やってきたクレンジングミルク(本人曰く毛穴を洗浄するために買ったらしい)をせっかくだから借りてみたところ、感動するほど肌がつるつるになったのである。その後、自宅用にも欲しくなり、マツキヨでなぜか半額になっていたDoveのクレンジングジェルを購入して今に至る。

    最近はメイクをしない日のが多いけれど、洗顔代わりにほぼ毎日使っている。お湯で流したあとのあのもっちりしっとりする感じが、洗顔料では味わえない感覚で気に入っている。ちなみにクレンジングに関しても製品には全くこだわりがなく、強いて言うならミルク(またはジェル)タイプで肌にやさしいものならなんでもいい。

 

#4 シャンプーのこと

    以前までやたら「地肌まで届く」だの「ノンシリコン」だのといかにも「こだわってます!」みたいなシャンプーばかり使っていたが、どうにもピンと来ていなかった。ピンと来ないまま使い続け、いよいよ空になってしまって予備もなかったので、父が使っていたTSUBAKIを拝借してみたらなんとピンと来てしまった。髪がいつもよりまとまりがあって柔らかくて、なによりも香りが良い。さすがSMAP神曲(『Dear WOMAN』)とタイアップしただけある。

    ところで、TSUBAKIにはおそらくゴリゴリにシリコンが入っているらしいのだが、これについては資生堂が公式HPで早口気味に解説しているので私は資生堂を信じたい。【知って、なるほど化粧品】シリコンについて | 美容の情報 | ワタシプラス/資生堂

 

#5 トリートメントのこと

    トリートメントもシャンプー同様、以前までは「有名サロン御用達!」のような謳い文句が書かれた高級チックな製品を使っていて、それなりに満足していた。

    だが、昨年末のある日、たまたま通りかかったドラッグストアのトリートメントの棚で、『パンテーン ウィンターレスキュー』と運命的に出会ってしまった。「寝ている間に静電気ケア」みたいなことが書かれていて、半信半疑で使ってみたらこれが大マジだった。髪につけた瞬間からわかる『タダ者じゃない』感。これは容器の裏に「パンテーンは70年に渡ってビタミンの研究をしています」的なことをドヤ顔で載せてしまいたくなる気持ちもよくわかる。

   本来、トリートメントのあとのスペシャルケア的な立ち位置らしいが、シャンプーとトリートメントの2往復でさえめんどくさがる私にそんなマメなことは出来るわけがないので、普通にシャンプーの後に使っている。

『ウィンターレスキュー』という名前のとおり冬季限定商品であり、店頭ではもうお目にかかれないことは必至なので、今後はネット通販を使ってでも手に入れようと思っている。それほどにラブなので。

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:『ずぼらな私の美容小話』#0~#5 (終)