夢と知りせば醒めざらましを

楽しいこと全部、私のもの

UNISON SQUARE GARDENにハマった

彼らを最初に知ったのはたぶん『オリオンをなぞる』の頃だったと思う。当時高校に入りたてだった私は父の部屋でスペースシャワーTVを流しながら勉強をしているようでほとんどさぼっていた記憶がある。スペースシャワーTVで流れるCMは大半が誰かのプロモーションだった。そのひとつに『オリオンをなぞる』があった。第一印象は「随分オシャレなバンドが出てきたな」だった。すぐにUNISON SQUARE GARDENを調べた。何曲か聴いた。バンド名もなんか今風でいいなと思ってすぐに覚えた。その後もスペシャでPVが流れるたびに「お、彼らじゃん」と気にするようになった。大学受験が終わったらスペシャはほとんど見なくなった。代わりにV6に鬼ハマりした。そこからはこのブログを遡ってもらえればわかる通り。

UNISON SQUARE GARDEN「オリオンをなぞる」MV - YouTube

その後、明確にUNISON SQUARE GARDEN(以降、USG)を意識したのは我々世代のど定番『シュガーソングとビターステップ』が流行った頃である。みんなが急にユニゾンニゾン言い出したのを見て、何を今更?という顔をして過ごした(『オリオンをなぞる』出も誇れるほど早いわけではないし、そもそもそれ以降大して意識していなかったくせに)。私は大衆が良いというものをあまり好まない人間なのでシュガビタはあえて聴かずに通ってきた。それでも同級生とカラオケに行けば誰かが必ず歌うので勝手に覚えた。本当に素晴らしい曲。

シュガビタ興味ないですよムーブ期を過ぎて私は社会人になった。入社直後の同期カラオケで久々にシュガビタを聴いた。歌った人がなかなか上手くてそこから数日間ずっと頭から離れなかった(恋ではなかった、言うならば恋したのはシュガビタの方)。

そこからまた少し経って一時期、一瞬だけバンドリ!という音ゲーにハマった。バンドリ!で遊べるラインナップの中にシュガビタがあった。最難関をクリアするまでやり込んだ。バンドリ!で流れるのはカバー版なので本家が聴きたくなって聴いた。割とリピートしていたがUSGにハマるほどではなく、あくまでシュガビタオンリー担だった。

また少し経ってコロナが流行りだした。この時期、たくさんのタレントがYouTubeチャンネルを開設した。その一人にパーパーのほしのディスコがいた。私はほしのさんの歌声が好きすぎて毎日狂ったように聴いていた。特にお気に入りだったのがクリープハイプの『栞』。流れで本家も何度も聴いた。そのときに関連動画でシュガビタが出てきた。それまでも何度も同じ動画を観ていたはずなのに、初めてベースの人がやたら動いていることに気づいた。コメントでやたら『田淵』という名前が出てくるので多分その人だとわかった。見れば見るほど面白くて異常で(だってこんなロックバンド見たことない)、私は『田淵』が大好きになった。それでもまだハマることはなく『田淵』=奇人という印象だけが残った。

UNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」LIVE MUSIC VIDEO - YouTube

(後から知ったが「常にポップでありたい」、「自分なりに音楽を楽しみたい」を出力した結果がこれになるの本当に推せるし説得力が異常)

その数カ月後、推している女性グループわーすたの新曲の情報がTLに流れてきて、そこに「作詞作曲:田淵智也」とあった。『田淵』?私の知ってる『田淵』は一人しかいないがまさかあの暴走ベーシスト??と思いながらググったらあの『田淵』だった。そもそも『田淵』が作詞作曲をしていることも知らなかったのでいろいろ衝撃だった。そして『田淵』のつくった『清濁あわせていただくにゃー』は最高に良かった。ここでまた『田淵』に興味は持つが、推すほどではなかった。私の中で『田淵』=いい曲をつくる奇人、にアップデートされた。

わーすた(WASUTA)「清濁あわせていただくにゃー」(Seidaku awasete itadaku nya)Music Video - YouTube

そしてようやく先週、ついにその時が来た。土曜の夜、同居人が観ていたアニメのEDがかなり良くて、私が「え、めっちゃいい曲!」と言ったら同居人がDIALOGUE+というグループが歌っていることを教えてくれた。YouTubeで調べるとありがたいことにフルMVが公開されていたのですぐに再生した。フルもいいじゃん、、、このグループ推せる、、、と思いながら概要欄を開いたら見つけてしまったのだ。「Words&Music:田淵智也」の文字を。なんかもうとにかくめちゃめちゃ笑えてしまった。私が『田淵』に弱すぎて。私の嗜好を見透かしたかのようなドンピシャな楽曲。もう好きになるしかなかった。ようやく私は気づけたのだ。10年前、初めて『オリオンをなぞる』を聴いた日からとっくに『田淵』の作る音楽に魅せられていたことに。

DIALOGUE+「僕らが愚かだなんて誰が言った」Music Video - YouTube

こうして書くとやっぱり近年の畳み掛けがすごいし、明らかに偶然が重なりすぎている。やっぱり『田淵』を認知してしまってから運命が動き出した感じがする。

これまでのタイムラグを埋めるかのようにここ一週間くらいでYouTubeにあがっているUSGの公式動画はほとんど全部観た。ついでに田淵さんの別ユニットTHE KEBABSとDIALOGUE+(田淵さんが多くの曲に携わっている)の公式動画もほぼ全部観た。どれも好きになった。睡眠時間も削って観ていたので仕事がほんとうに辛かった。ケバブスを見つけてしまった時は興奮したし絶望もした。まだ田淵さんの音楽を感じられるんだという喜びとこの生活が終わらないという絶望。結局ケバブスの田淵さんは沼だったので気を失いかけながら脳天まで沈んだ。ありがとう、世界。ほぼ全ての動画を見終わるまで常に「早く次が観たい」で脳が埋め尽くされて禁断症状を起こしそうだったのでなんとか一週間くらいの犠牲で済んで本当に良かった。公式の供給量、罪深すぎる。

というわけで、USGにハマったと言うか主に田淵さんと田淵さんの生み出す音楽に沼落ちした。6月はDIALOGUE+のライブに、8月はUSGのライブに行く。ケバブスのライブは抽選落ちした(行きたい)。その前に過去のLIVEDVDも鑑賞しておきたい。なにから買おうかな。

ロックバンドにちゃんとハマるのは初めてかもしれない。クリープハイプが好きで、毎晩寝る前に子守唄代わりにクリープハイプを流してはいたけどライブに行くほどにはなれなかった。ここまで急角度でなにかにハマるのが本当に久しぶりで、しかも未開のジャンルで、いま最高にワクワクしている。

これだけUSG(もとい田淵さん)の事を書くと「こいつやっと担降りしたか」と思われるかもしれないが残念ながらそうではない。自担は自担でエターナルラブなので今も虎視眈々と大河のエキストラ参加のチャンスを狙ってたりしている。というか本当は今頃写真展の考察ブログと言う名の自分語りを展開していたはずなのに肝心の写真集が全然来ない。ブログ書きたい欲が高まりすぎて、今こうして新しい推しの紹介をするという最高に自分だけ楽しいエントリーに取り組んでいるのだ。要するに推しが増えたよハッピー!の報告です、自己満の。たしかにTwitterはアカウントをまた増やしてしまった(趣味単位で分けたいタイプ)ので浮上は減るかもしれないけれど、楽しいことは絶対に見逃さない自信がある。トニコンやらないかな〜、ライブが好きなんだよとにかく。USGは田淵さんがライブ好きなのもあってしょっちゅうライブしてくれるらしいので、そういう意味でも新規の推し先として最適だったなと思う。常に現場に飢えているのでこの欲をそろそろ落ち着けたい。田淵さんのライブやりたい欲が私のライブ行きたい欲を上回ってくれることに期待している。どうなるんだろう、また報告します。場合によっては引くほど金欠になってる可能性もあるのでその時は笑いながら病院を勧めてやってください。

森田剛さんのYouTube進出に思うこと

 

12/10(金) 22:00過ぎ、残業が終わり昼休みぶりにTwitterを開くと、タイムラインは大盛り上がりだった。

どうやら、Amazon Prime Videoで解禁されたV6のラストツアーの同時視聴が行われていたらしい。

20:00に始まったそれはまさに私がタイムラインを覗いたタイミングで終わっていた。

僅かな残業代との引き換えとしてのそれはあまりに代償が大きく、人もまばらな電車の中でひとり胸を痛めた。

タイムラインの中で、三宅さん発信と思われるツイートがきらきらと輝いて見えた。この人はまだV6で居てくれるんだなぁと思った。V6は解散したのに。

ふと森田さんのことを思い出した。

森田さんは最近公式Twitterを開設した。そして、前日の夜に意味深な画像とともに「明日、発表があります」とツイートしていた。

森田剛で検索するとすぐにこのツイートが見つかった。

 

森田さんがYouTubeに進出する。森田さんの演技が世界中に無料で公開される。

すごいことだと思った。いや、すごいことなんだこれは。

だって、思い返すと私は、森田剛の演技を観る時はたいてい対価を支払ってきたから。

それまで森田さんの活動は舞台が主で、最近は映画の仕事もしている。いずれにせよお金がいる。直近でドラマに出たのは4年前である。

つまり、「森田剛の演技を観る」という行為はややハードルが高いものだった。

日常的に劇場や映画館に足を運ぶ人にとってはハードルなど感じないかもしれないが、そうでないライト層は世の中にたくさんいる。

森田さんの演技はすごい。うまく言えないが、森田さんの演技を観たあとはいつも痺れるような感覚が残る。

そんな森田剛の演技がYouTubeで無料公開されるというのだ。本来、対価を支払わないと観られないはずのものが、いつでもどこでも誰でも観られるようになるというのだ。

 

今年の年末は思いがけず楽しく過ごすことができそうだ。時代にそぐわないからとガキ使の放送を取り止めたテレビより、私はYouTubeを選ぶ。YouTube森田剛の演技を堪能しつつ、贅沢な年の越し方をする。

この公開をきっかけに、どうか2022年以降の森田さんの活動の幅が広がりますように。

 

↓森田さんの演技の片鱗が観られます。


V6 / 雨 - YouTube

推しが解散した直後のとあるオタクの反応

 

V6が解散した。

人生で一番お金、時間、愛を注いだグループが解散した。

当然さみしい気持ちはあるけれど、何より多幸感に溢れている。

「多幸感」という表現が正しいのかはわからないが、おかげで昨日も普通に仕事に行くことができたし、今日も笑顔で過ごせている。

まだ2日しか経っていなくて実感がわいていないのも大きいかもしれない。

でもそれ以上に彼らの解散があまりに清々しく明るいものだったからだ。

 

さて、早速タイトル回収のために当日のとあるオタク=私の様子を振り返りたい。

配信ライブも終わり、22:00からの限定動画の配信も終わってしまった直後。じわじわと解散の事実を受け止め始めている様子が伺える。たぶん泣いていた。

 

オタク特有のエモツイートも散見される。このツイートから1時間もしない内にまさかあんなことになるとは、、、。

 

ついに11/2 0:00を迎える。『三宅健のラヂオ』生放送にて「V6三宅健は23:59で終わり今は個人の三宅健になりました」という挨拶をきいて泣く。そしてファミクラのトップページからV6のページがなくなったことを確認し、悲しみはMAXに。

 

健ラヂ開始から20分ほど経ったところでまさかの展開になり途端に笑顔になる。

V6、解散したんですよ。何十万人がその瞬間を見届けたんですよ。その数時間後に1/2が集結して仲良く生放送お送りしてるんですよ??

たった数分間だったけど、最高の時間だったし、多分この数分がなかったら今もメソメソしてたと思う。

しかもイノッチはお酒片手に来たらしいし、長野くんはもともと来るつもりなかったらしいのに来てるし。

数時間前のコンサート中のMCで、イノッチがちょうどこんな話をしていた。

「V6と飲むといつも飲み過ぎちゃう。みんなそれぞれ役割があって、健は動画とかで記録しといてくれるし、長野くんは俺が覚えてないことを全部覚えててくれるし、、、」

この関係性は解散しても変わらないってことを秒で証明してくれたので、なんか吹っ切れたというか、安心できたというか。

健ラヂが終わったあともTLは大盛り上がりで、そんなTLを眺めながら楽しくて幸せな気持ちで眠りにつけた。

 

11/2は早速岡田さん個人の現場、『燃えよ剣』の舞台挨拶があって、またそこでもV6の話が。

中居くんからもらった『V6』が刻まれた靴を履いて登壇した岡田さん。本人はそんなつもりはないんだろうけど、先日のコンサートで最後に歌った曲の岡田さんのパートにこんな歌詞がある。

新品の靴はきっと良く見せたい感情

どこの君もずっと幸せでありますように

V6『95 groove』/作詞:Rin音

 

長野くんも今日の生放送で、まだ実感がないけどこれから寂しくなるかもしれない、ということを語っていたらしい。

まだメンバー自身も実感がないことにホッとしたというか、こちらもゆっくり受け止めていけば良いことがわかって嬉しかった。

 

こんなにハートフルな解散をしたグループを私は見たことがない。

V6は今まで様々な『新しいグループの形』を見せてきてくれたが、最後の最後まで予想外だった。

最後の最後まで明るい気持ちのまま応援させてもらえて、ファンとしてとても幸せだった。

もう6人での活動がなくなることは残念で仕方ないけれど、これからは6人がそれぞれの道で輝く姿を見られることを楽しみに生きていきたい。

V6、26年間お疲れ様でした。

たくさんの愛をありがとう。

 

三宅 健のラヂオ │ bayfm78

http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20211102000000

 

LIVETOUR V6 groove 9/5(日)福岡公演感想

 

先週、V6解散前ラストツアーの福岡公演に行ってきた。奇跡的に自名義でご用意されたものの友人みんな全滅だったため恐らく、、、あ、この先は受け入れきれないので言うのはやめとこう。

 

レポはいつも1曲ずつ書いていたが、今回は11/1に配信を控えているため全体を通しての感想というテイで書いてみる。4年の間に世界変わりすぎでは。

 

◇◇◇

 

開演の1時間前くらいに会場のマリンメッセ福岡に着き、それから外トイレの行列並んだりとか同行の友人と写真撮りまくったりとかしているうちにやっとコンサート来たぞ~~~!!!感が沸いてくる。4年振り。前回は大学生だったことを思うと歳を取った。この時はまだしんみりとかはなかった。楽しんでやるぞ、という気持ちの方が勝っていた。

 

まず座席について。チケを受け取ったときに「スタンド1X列」と見えたので友人とスタンドか~しょうがないよね~なんて言いながら暗い会場の中たどり着いて振り向いたらバクステどーん!な席。前回のツアーの時、血眼で探し求めてたバクステど正面。メンバーとの距離の近さよりとにかく演出を真正面から見たい!派なので席に着いた瞬間から最高を確信。

 

V6のコンサートでは毎回開演の5分前になると「ぶいしっ(パンパン)ぶいしっ(パンパン)」というコールが始まるのだが、今回は声が出せないため(パンパン)だけが鳴り響いていた。(パンパン)だけでリズムが揃うのがもうさすが20年超えのグループの絆という感じ。

 

開演前はV6が出てきただけで泣いてしまうなと思っていたけれど、思いのほか冷静で「あ、終わりが始まってしまった」などと思いながらペンライトをしっとりと振ってみる。

 

2曲目以降は激しいダンスナンバーが続き、「これぞVコン~~~!!!」を感じてボルテージMAXに。

 

前半からわりと懐かしい曲が続き、その曲何年振り?みたいなものもあって、その特別感にさっそく泣きかける。これたぶん手拍子しやすい曲を中心に選んだんだろうなと終わったあとに気づき、その気遣いにも涙。

声が出せない中でも煽り担当の岡田さんが腕をグルグル回す意思表示を提案してくれたり、随所でメンバーが手拍子で先導してくれたり、手振りも会場に合わせるようにいつもより大きくゆっくりやってくれたりと愛をビシビシ感じまくる。

 

挨拶パートで井ノ原さんの「こんばんわー!」につられそうになりながらも拍手で応える。ツアーが始まったばかりなことや制約下での開催ということで甘やかしがとにかくすごい。「戸惑いもあると思うけど、みんな合ってるよ」という言葉にどれだけのファンが救われたことだろう。本当にこの人たちを好きになれて、人のあたたかさに触れられて幸せだなと思った。一瞬うるっと来たけどそのまま楽しいトークに展開していったので涙はお預けにした。

 

岡田さんの「懐かしい曲もたくさんやるからね」という盛大な振りからの初期カミ曲、トニ曲の応酬。カミセンはアクロバットあり、トニセンはマイクパフォーマンス、楽器演奏ありでとにかく楽しい。展開の早さに感情が追い付かない。カミセン、トニセン交互に1番~サビ部分だけのメドレー形式だったため、途中からイントロクイズに参加しているような感覚に陥る。本来ならめちゃくちゃ「キャー」が起こっていたんだろうなと思うと少し寂しかったが、声も表情も封じられた今の我々には岡田さんが考えてくれたこの方法でしか感情を伝えられないのでとにかく腕をブン回していた。

 

終始懐かしい曲で終わったトニカミパートの直後、発売されたばかりのアルバム曲が始まるが、知らない人も多かったためか会場のペンライトが宙をさまよう。ただ、たまたまその曲が「分からない」ことをテーマとしたものだったために、不穏なペンライトの動きと見事にマッチしていた。これも狙いどおりだったら震える。

ある曲で花道に縦一列になるフォーメーションがあり、三宅さんが立ち位置を間違えてキョロキョロしているうちに曲が終わるというハプニングが発生。直後のMCでガッツリ井ノ原さんにいじられ軽い喧嘩が勃発(この期に及んで喧嘩とかしてくれるの、あまりに仲が良すぎる)。

 

MCも相変わらずおもしろくて、最後なのにこんなに笑ってていいの?ってくらい笑った。声が出せないから必死で押さえるが、それでも引き笑いが漏れてしまうくらいにはお腹抱えて笑った。まわりもそんな感じで、多少声が漏れてても「面白いからしょうがないよね」的にゆるい空気が流れていた。あと三宅さんがいちいちかわいすぎて各所から「カワイイ、、、」という吐息が聞こえた(おそらく自覚がないけど声に出てしまっているやつ)。

 

MC後は立て続けに新曲が披露され、その表現の豊かさに今回も驚かされた。ミュージカル調にしてみたり、シンプルに踊ってみたり、舞台装置を使ってみたり。舞台装置も今まで見たことがないようなもので、最後の最後まで新しいものを見せてくれる気概に勝手に嬉しくなる。あと衣装替えがビビるほど早い。

 

定番曲のメドレーに入る。お決まりの流れのため、そろそろこの時間が終わることに嫌でも気づいてしまう。トロッコに一人一人乗って会場を周回しながら最高の笑顔で手を振ってくれる6人。少しでも多く回るためなのか、いつもよりトロッコのスピードが早くかなり揺れが激しかった印象。途中で会場内6箇所に設置されたお立ち台へ移動するが、それもまた天井近くまで上がる。近くに来てくれたメンバーを見上げながら、ああまたファンのために無茶してくれているんだなと目頭が熱くなった。

 

このあとのアンコール含めて2曲は、涙が止まらなかった。最後まで笑って終われるんじゃないかと思ったけど、やっぱり無理だった。抑えていた寂しさが一気に流れてしまってどうしようもなかった。しゃくりあげるほど泣いた。それでも6人は笑顔で、会場を包み込むようなやわらかい声で、大きく手を振りながら最後まで歌い続けていた。その姿を見て、この人たちには未練はないんだな、やり切ったんだな、というのを実感した。ステージを後にする背中には「勇退」という言葉がぴったりだった。私も最後の日、11/1には笑顔で「お疲れ様でした」と言えるようになりたい。6人はきっと、ファンが悲しむことなど望んでいないのだから。

 

今回のツアータイトル「groove」。〈集団で高揚し、盛り上がり、躍動すること〉。とてもコロナ禍に付けるようなタイトルではないのではないかと最初は思っていたが、参加してみたらまさにその通りのコンサートだった。盛り上がる術の大半を封じられた今ツアーで、あえてV6がこのタイトルに挑んだ意味。最後のツアーにこのタイトルを付けた意味。そんなことを考えると、また6人に対する愛しさが溢れて止まらなくなるのだった。


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V6、あとごひゃくまんかいテレビで歌ってほしい

 

タイトルが全て。出オチです。

V6がまたすごいものを見せつけてきた。

音楽の日(←7/16追記 FNS歌謡祭のミス)のことです。MAGIC CARPET RIDEのことです。

え、これほんとに解散する気あります??ってくらい「攻め」だった。

余裕でご新規様を大量獲得できてしまうやつだった。

 

ありがたい。

まだまだ「攻め」を見せてくれることのありがたさ。

解散が決まってしまった今、正直こちとら何を聴いても勝手にエモくなれるのに、楽する道を選ばない律儀さ。

いつだって最新で最高のものを提供してくれるタフさ。

受け取るものが多すぎて、めちゃめちゃ愛されているなと思う。

「最後の最後まで攻め続ける」というファンへの宣戦布告と受け止めたい。

 

 

短歌連作『勤続25年の男たちへ』

YOUたちのデビューの年に産まれてきた私も今や社会人です

 

キラキラの衣装で君はギラギラの顔して踊るメラメラの中

 

一点を見つめるだけで勘違いさせちゃうなんて今日もずるいね

 

「エロかっこいい」とか俗世の言葉さえ跳ね返すほど魅せつけられて

 

君の六割は水から出来ていて残りは全部色気だろうな

 

愛を歌う君には妻も子もあってわかってるけど(今日は許して)ごめん、好きです

 

困ったなスロー再生なのにその顔は乱れることを知らない

 

君という存在だけで宇宙ごと愛してしまいそうになったよ

 

この想い届いてるかと問う君に「届いてるよ」が届いてますか

 

「涙の雨から君を守れますように」と歌った君が今度は泣いてる*1

 

強い人は優しい人と言うけれど たまには弱いとこも見せてよ

 

気づいたら手の中にあるVictory 勤続25年の勲章*2

 

君の描いた未来に私たち一緒についていっていいかな*3

 

十年後、何十年後もいつまでも 六人のまま笑ってほしい奇跡のおじさんでいてくれますか

 

ゆらゆらと流れてきたね これからもゆらゆら流れて行けばいいよね*4

 

write by キサラギ

*1:『明日の傘』より

*2:MUSIC FOR THE PEOPLE』より

*3:『Believe Your Smile』、『Wait For You』より

*4:『~此処から~』より

「担当が結婚をしてもヲタクを続けられるコツ」について回答しました。

 

Twitterの方でブログのテーマを募集したところ、こんなご質問をいただきました。

岡田の結婚で担降りした者です。未だに気持ちの整理ができていません。
担当が結婚をしても、ヲタクを続けられるコツをテーマにしてほしいです。
シビアな話題なので可能であればでかまいません💦💦
突然失礼しました

 

ご質問ありがとうございます。

ですが、私は本当にたまたま結婚後もヲタクを続けられているだけであり、コツなんてものはないんです。

 

たまたま私が岡田准一という人間に対しては恋愛感情が薄いタイプのオタクだった、ただそれだけです。

かつて私にもライセンスの藤原さんという芸人さんにガチ恋をしていた時期があり、藤原さんが結婚した時に気持ちが離れてしまったことがあります。

でも、岡田さんが結婚しても気持ちは離れなかった。これは単純に私が岡田さんに対しては恋愛感情よりも別の感情を大きく持っているからです。別の感情というのは、「人間性が好き」、「歌ってるところが好き」、「生きてるだけで正義」みたいなもののことです。

 

もう一度言いますが、ヲタクを続けるのにコツなんてないです。ですが、意地でもヲタクを続ける方法はあります。

それは、「自分にとって不都合な部分はスルーすること」です。私も何だかんだ岡田准一の担当を名乗るようになってからそこそこ経つので、今まで見てきた彼の全てを肯定できるかと聞かれれば、答えはNOです。うーんと思う部分もあるけど、そういう時は「そういう思考の人なんだな」くらいに流すようにしています。あくまで自担と私は別の人間であり、自担の気持ちは自担にしかわからないので。自担の苦手な部分をスルーし続ければ、ずっと私にとっての自担は100%の「好き」で構成されるのでオススメです(伝わりますかね?)。

 

ヲタクって自由でいいと思うんです。自担のこと全部好きになる必要なんてない。私はあくまで苦手な部分は目を背けてでもこの人のことを好きでいたいと思ったからヲタクを続けてるだけですし、たまたま結婚ではなにも響かなかったけど、ある時ふとどこかのタイミングで気持ちが離れるかもしれないし、そこはもうわからないです。その時にならないと。質問者さまはたまたま結婚がトリガーになっただけで、私も今後なにかがトリガーになって担降りする可能性は大いにあります。

だから、この質問への答えは「運」です。ヲタクが推しを推し続ける理由なんてただの運です。常に「推しをもっと好きになる可能性」と「推しを嫌いになる可能性」の岐路に立たされていて、たまたまデッドラインを越えていない人が元気にヲタクを続けているだけなのではないでしょうか。

 

ここまで持論を語ってきましたが、質問者さまの現状にも目を向けてみたいと思います。

質問者さまのプロフィール欄に「苦しい」とあったのが気がかりでした。もしこの「苦しい」の原因が岡田担を続けるか否かに関係しているのであれば、私は一度、岡田准一から離れてみることをおすすめします。

厳しいことを言うようですが、もう岡田さんが結婚してから2年半も経っています。それでもまだ苦しんでいるということは、質問者さまにとって岡田さんの嫌な部分である「結婚」から目を背けることができなかったということです。質問者さまにとって「結婚」というのは、他の好きな部分では到底補いきれないほどのダメージだったのではないでしょうか。2年半経っても気持ちが変わらないということは、この先もそう簡単には変わらないのではないかと、客観的にはそう思えてしまいます。この先ずっと苦しい思いをするくらいなら、一度完全に岡田准一から離れてみてはいかがでしょうか。それで忘れられればそれでいいし、また好きになりたくなったら戻ってくればいいと思います。

実は私も、「結婚」で離れたライセンスの藤原さんですが、何年か経って最近また好きになってライブに足を運んだりしています(※今はコロナで自粛中)。以前は「藤原さんと付き合いたい」とばかり思っていましたが、今は普通にトークが面白いから好きで、またライブに行くようになりました。当時は恋愛感情があまりに強すぎたけれど、時間を置いたことで現実を受け入れられるようになり、恋愛感情以外の藤原さんの好きだった部分を再確認できるようになったんだと思います。

私は私の経験から、とにかくまずは苦しみの原因である岡田准一から離れてみることをおすすめします。そして自分が今一番楽しいと思うこと、好きだと思うことに目を向けてみてください。そうして過ごしているうちに、また岡田さんの好きだった部分を思い出すかもしれません。それからまた岡田担に戻るか戻らないかは質問者さまの自由です。

質問者さまが一日も早く苦しみから解放されることをお祈りしています。

改めて、ご質問をいただきありがとうございました。

 

□□□

2020/9/4 8:30追記

質問者さまに早速お読みいただき、以下のメッセージをいただきました。

(前略)

きっと、まだまだ苦しむことがあると思いますが、岡田准一のファンではなく、V6のファンとしてこれからオタクを続けていこうと思います。それでも苦しければ一旦離れてみます。

こちらの一方的な提案を受け入れてくださったこと、とても嬉しく思います。

質問者さまのご決断を陰ながら応援しています。

 

キサラギへの質問、ご意見はコメント欄またはTwitterまでお願いします。

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