夢と知りせば醒めざらましを

楽しいこと全部、私のもの

私は虚像を愛しすぎてる

最近うっかり恋愛モードのスイッチを入れてしまって気づいたこと。

オタクってめっちゃ楽。

オタクって、自分好みに作り上げた虚像を、自分の都合の良いように撫で回せられる(言い方)からめっちゃ楽。

しばらくそんな好き勝手な生活してたから気づかなかったけど、恋愛ってくそ面倒くさい。相手のことを気遣わなきゃいけないのがなにより面倒くさい。そのことに気づいた時、恋愛向いてないっていうか恋愛できないって思った。

オタク生活に慣れてしまった私の身体はもう恋愛の息苦しさに耐えられなくなってる。

でももうそれでいいかなって思った。一生恋愛できなくてもいいやって。どっかの誰かが「女性にとっての幸せは家庭を持つこと」とか言ってるけど、誰になんと言われようと思われようと、私にとっての幸せは「オタクでいること」に変わりない。

ちょっと夏に家から出るのが億劫で、冬が長くて寒く感じるのを耐えればあとは何も怖くない。


というかもう異性を好きになれなくなってる。物心ついた時からずーっと、造形の美しい人たちばかり見てきたせいか、理想がどんどんどんどん自分に見合わなくなってきてる。最近私が友達に語った理想が、「何もかもが安定してる美中年。それでいて私の行動を何もかも許容してくれる人」。そんな人そんじょそこらにいるわけなくて、いたとしても一般大学生の私なんかを好きになるわけがない。


恋愛はしたくない。面倒くさいから。だけど結婚はしたい。でも妥協はしたくない。だから、「何もかもが安定してる美中年。それでいて私の行動を何もかも許容してくれる人」と『ブス恋』みたいな結婚がしたい。