夢と知りせば醒めざらましを

楽しいこと全部、私のもの

V6 20TH ANNIVERSARY TOURに関する反省文


どうも如月です。Twitterでは何度か言ってたんですけどね、今回のツアーに関してV6ファンの皆様に謝らなきゃいけないなと思いまして今から反省文を書こうと思います。誹謗中傷ジャンジャン受け付けます。それではお付き合い願います。


私が全てのV6ファンに謝りたいこと。それは、全日程超人気公演にも関わらず、多ステしたこと。4回入りました。多ステというと、疑われてしまいそうなので一応言っておきますが4回とも一切積んではないです。全て定価で手にしたチケットです。それだけはご理解いただきたいです。


コンサートの日程が出た時まで遡って話すと、北海道と福岡以外は全部行こうと思ってたんです。V6のファンになってから初めてのコンサートだったし、好きなものにかけるお金は惜しむべきではないと思ってたし、コンサートってそういうものだと思っていたから。北海道と福岡も本当は行きたかったけど交通費が他と比べ物にならないくらい高いし、なにより飛行機に乗りたくなかったから泣く泣く諦めた。それで、まず一緒に申し込んでくれる友だちを探すところから始めて、それでいろんな人の協力を得て、なんとか当選さえすれば希望する全日程行けるところまで来て、申し込みが始まって17万程振り込んだ。当然自分で稼いだお金で。今考えるとこの時の自分すごい脳天気だったなと思う。最低でも半分は行けると信じて疑わなかった。当選結果が楽しみで楽しみで仕方なかった。のに、いざ蓋を開けてみれば自分の名義で1公演しか当たってなくて。友達のと合わせて2公演。でもまだ私は恵まれてた方で、この時点では1公演も当たらなかった人がザラにいたし、私の身近にもたくさんいた。ショックが隠しきれなかった。あんなに楽しみにしてたのに、って。みんな思ってたと思うけど。最低でも6~7公演は行けると思ってたのに2公演って。あんなに振り込んだのに。振り込んだ直後は帰ってきて欲しくてたまらなかった17万が、そのほとんどがいざ帰ってくるとなるとなんで帰ってきたんだよ…って無性に悲しかった。無い物ねだりだけど。その後のローチケの事前申し込みは、北海道と福岡とFC枠で取れた2公演以外の11公演分×4名義の40口以上申し込んで、自分では一つも当たらず、奇跡的に友達が申し込んでくれた大阪公演の分が当たった。その後すぐ始まった一般申し込みは私はバイトで断念。友達がトライしてくれたみたいだけどもちろん繋がらず。後から聞いた話だけど各公演100席分ほどしか用意されてなかったとか。この時点ではもう復活当選とかも発表されていて、ようやく私の周りの人達もみんな最低1公演は入れることになって。でもTwitterとかでは1つも当たってないって人がまだまだたくさんいて。それでも自分のチケットを譲るって考えは1ミリもなかったし、むしろまだ足りない、もっと行きたいって思ってた。


ツアーが始まってもその考えは変わらなかった。大阪、横浜、新潟の3回参加して、会場付近で『譲ってください』の紙を持つ人達を見てもこの時はなんとも思わなかった。新潟公演が終わった時、それまでで一番楽しくて、本当に満足だった。でも「私のオーラス終わったんだ…」って思うと無性に悲しくてやっばりまだ行きたいって思っちゃって、帰りの新幹線乗ってる頃には気づいたらチケット探してた。東京に着いてからは忙しかった。家に帰る間もなくバイトに直行して、そのまま夜22:00まで家に帰れなくて、帰ったらすぐ寝て、翌日も9:00-15:00でシフト。15:00にバイト終わって学校に向かう電車の中でなんとなくTwitter開いたら、フォロワーさんが「21日のチケット譲ります」って数分前にツイートしてて、頭で考えるより先に「譲ってください」ってDM送ってた。それから自分でも驚くほどにトントン拍子で話が進んで、譲ってもらえることになった。この時はただひたすらにもう一回行けるんだっていう事実に興奮してた。新潟から帰ってきてからバイト頑張ったから神様が見ててくれたんだって本気で思ってた。帰宅して、お母さんに「明日友達んち泊まってくるね」って嘘をついた時にまず小さな罪悪感を感じた。翌日、新幹線に乗ってる時、なんか言われるのが怖くて、名古屋に行くことをTwitterでも一言も触れなかったことに罪悪感を感じた。フォロワーさん全員を騙してる気分だった。罪悪感を感じながらも、せっかく名古屋に行くんだからと思って、22日のチケットも探してた。この時は本気で22日も参加したいと思ってて、開場列に並んでもまだ探してた。いざコンサートが始まって、4回目でもすっごい楽しいと思った。同時に、違和感を感じた。一つ一つの演出に沸く会場についていけなかった。メンバーもメンバーで、一部パターン化してきたMCとか、毎回似たようなことを言う長野くんの最後の挨拶とか、会場全員が今回のツアー初参戦という体でやってるんだなっていうのがひしひし伝わってきた。完全にアウェイだった。トドメは健くんの挨拶。「今日ここに、来たくても来れなかった人もいる」って。多分健くんはこれを毎回言ってたんだと思うんだけど、私は4回目にしてようやくこの意味に気づいた。遅かった。メンバーも自覚してるほど今回のツアーは激戦だったのに、なんで私はそれを理解できなかったんだろうって自己嫌悪に陥った。そのあとに披露された歌を聴いてる時も、私なんかじゃなくて一人でも多くのファンが聴くべきだなって思った。コンサートが終わった時、もう22日も参加したいなんて考えは全くなくなっていた。翌日、昼行バスを使って東京に帰った。


本当に愚かだった。なんでこんなことになってしまったんだろうって考えてたどり着いたのは、多ステするのが当然だと思い込んでたのが大きいと思う。恥ずかしながら、V6のコンサート以前にジャニーズのコンサートに行くのは今回が初めてで、それはもう行ってみたくてしょうがなかった。V6を好きになってからずっと干されてきてようやく決まったコンサート。干されてきた分、埋めてやろうと思ってた。ジャニーズのコンサートってそういうもんだと勝手に思い込んでた。行きたい人が何度も行くことが許されると勘違いしてた。別に間違ってないのかもしれない。でも、今回のコンサートに関して言えば、間違ってる。今回のコンサートはメンバーとファンが互いに感謝を伝え合う場所で、いつものコンサートとは違うということに私は気づけなかった。ただ、コンサートとはどういうものか、知りたくて仕方がなかった。だから、一人でも多くのファンが入るべきだ、なんて考えに全く至らなかったし、自分が複数公演入れる事に何の疑問も抱かなかった。掲示板とかTwitterで、わざわざ参加できる公演を「一人でも多くの人に参加してほしい」って譲りに出してる人は、愛が弱いんじゃないかと思ってた。でも今ならわかる。その人達はメンバーの考えを十分理解しているからこそ、譲るという選択をしたんだということ。このことにもっと早く気づいていれば3人の人が参加できたのに、って悔やんでも悔やみきれない。私は3人分のチャンスを奪ってまで自分の欲を素直に受け入れた。本当に最低なことをした。今更こんなことを言っても後の祭りでしかないけれど。


今はただ、まだ一度も入れていない人が一人でも多く参加できることを心から願っています。今の私にできることなんてきっと何もないんだろうけど、まだ一度も入れていない人にはあきらめないでほしいし、譲ることを考えてる人にはちゃんと譲るべき相手を見極めてほしいと思ってます。 私がこんなこと言える立場じゃないのは十分承知してるけど、でも本当にそう思ってます。


もし最後まで入ることができなくても落ち込まないでください。絶対いつか報われます。V6の20周年を通して、そういう人を何人も見てきました。よろしければこちらも読んでみてください。

ジャニオタと運と神様の話 - 夢と知りせば覚めざらましを


最後に、友達が11/1のチケットを探しています。仲間5人で1人3枚ずつ申し込んだところ、1人だけ当たって、当てた本人は当然行くとして、4人から2人を選ぶ時に、私は3回も行けるからと辞退して、残りの3人はジャンケンで決めることになって、負けちゃった1人なんです。私はもう4回も行って満足しましたが、どうしてもこの子には行かせてあげたいです。心当たりのある方、よろしくお願いします。