夢と知りせば醒めざらましを

楽しいこと全部、私のもの

自担が結婚したので担降りしま

 

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

キサラギです。

皆様ご存知の通り、 自担である岡田准一が結婚しました。

これに伴い、私キサラギは、

ついに、

なんと、

今回こそ、

岡田担を、

降りま

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

せんでしたー。

(ここまでcv.羽鳥慎一でお送りしました。)

 

いやぁむしろ大歓喜です。

おめでとう~~~~~~!!!!!!(with全身全霊)

 

他人の不幸を笑いに来た皆様には申し訳ありませんが、この通りめっちゃハッピーです。

 

だってね、私、宮﨑あおいちゃんも大好きなんですよ。

NANA』で初めて見た時からずっと好きで、ずっとかわいいと思ってて、ずっと女性として憧れてて、日本の女優さんの中だとガッキーと1、2を争うくらいには好き。

ていうか岡田担になる前からあおいちゃんのこと好きで、私が岡田担になった時にはすでに噂されてたのでそれを込みで岡田担になったと言っても過言ではないくらい。

だから何だろうな。親友同士が結婚するみたいな気持ちに近いです(ド厚かましい)。

もう本当に良かった...。むしろこれだけ引き延ばしといて結婚しなかったら担降りするところだった...。よかった、よかったね...............。

ずっと家庭持ちたいって言ってたもんね。夢叶ってよかったね.........。

週刊誌の情報とか鵜呑みにするのはあまり好きじゃないんですけど、それでもやっぱりいろいろ困難があったことくらい、 私にも想像できる。

それでもお互いが離れようとしないで、こうして無事に結ばれてくれたことが本当にもうめでたくてめでたくて。

おめでとうと言うより、ありがとうと言いたい(?) 

大好きなお2人が末永く幸せでありますように。

 

特にもう書くことがなくなってしまったので、22日夜から一連の私のツイートでも貼っておきます。

岡田担のリアルな反応をお楽しみください。

 

 

 

こんな感じでご覧の通りのハッピー野郎です。

なので、『クリスマスイブに結婚発表なんて岡田担の人死ぬほど不幸www』なんて言わないでください。

自担の結婚を祝いながら1日中部屋着でクリぼっちを謳歌してる私みたいな岡田担もいるので(死ぬほど不幸)。

12月に聴きたいV6の曲15選

 

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

キサラギです。

今回はトロさん(@toro_V6)主催のこちらの企画に参加させていただきました。

adventar.org

アドベントカレンダーの存在は結構前から知っていて、ひそかにやってみたいな~と夢見ていたので、念願かなって光栄です。

突然参加したにもかかわらず、温かく迎えてくださったトロさんをはじめとする参加者の皆さま、本当にありがとうございました。

この企画に参加させていただくことが決定したのはもう1ヶ月ほど前になりますが、この1ヶ月の間にWOWOWさんやらM-1やら卒論やらと個人的に大きなイベントが次々と重なって、気づいたら今日になっていました。

切羽詰まりすぎて、本当に今日書いてます。皆さんが読んでいるであろう数時間前にようやく書き始めました。うたばんのオープニング風に言うと、今日は今日です。

 

そんなことは置いておいて今回のタイトルについてですが、一時期シリーズ化して書いていたものの復活というか、特別版のようなものを書いてみました。

いつもは『10選』なんですけど、今回は特別版ということで『15選』にしてみました。

というのは建前で、絞りきれなかったから、というのが本音です。すみません。

時間がないわりに、またいつものごとく100曲近い候補から徐々に絞りこんでいく、というくそめんどくさい作業をここ1週間くらい地道に続けていました。

残念ながら10曲までは絞りこめなかったのですが、今回選ばれた曲は15/100というかなりの激戦を勝ち抜いてきた曲たちなので、自信をもってお届けできたらいいなと思ってます。

『12月に聴きたい』というテーマにしたのは、単純に冬に違和感なく聴けるV6の曲をリスト化したかったから、という完全なる私のわがままです。ファンの間では有名な話ですが、V6って、本人たちが「冬の曲は1曲しかない」と公言しているくらい、冬の曲が極端に少ないんです。でも寒い冬にこそV6の歌声で心温まりたいみたいなところあるじゃないですか(???)。なので、今回は『冬の曲』に縛られることなく、『雰囲気が冬っぽい曲』というか、『あたたかい気持ちになれる曲』も交えてリスト化してみました。完全に自己満足ですし、独断と偏見に凝り固まった選曲ですが、興味をもっていただけたら嬉しいです。

 

いつもはリリース年順に並べていたのですが、今回は愛の重さ(重い方が下)順に並べてみました。何を言っているのかわからないとは思いますが、とりあえず見てもらえればわかっていただけるはずです。

 

 

1、MIRACLE STARTER ~未来でスノウ・フレークス~

V6唯一の冬の曲が早速出てしまいました。というか扱いに困ったのでとりあえず1曲目にしてみました(雑)。このプレイリストの中でこの曲だけちょっと系統が違うんです。「冬だぜー!イエーイ!!!」みたいな感じ(ド雑)。あと私にはまだ未熟すぎてこの歌詞の意味があまりわかってません。『恋のSugar Sugar Mountain』とは。何だかんだ言ってますが、結構好きな曲です。今はもう冬にコンサートをやること自体が少なくなってしまっているので、こういうあまりにも季節感の強い曲は歌いづらいというのはわかるんですけど、またやってほしいなあ・・・。最悪、真夏でもいいから・・・(よくない)。多分無理なので大人しく20周年コンのオーラスの楽屋映像でも見て我慢します。

 

2、silver bells

カミセンのド直球クリスマスソングですね。『送る本気を届けるメール』という歌詞に時代を感じます。こんなに誰かに想われる青春時代を送ってみたかったなあ、と私を切なくさせるには十分すぎるくらいに歌詞が甘酸っぱい。失恋ソングか過激なものしか歌わなくなった最近のカミセンとは大違いですね。どっちも好きです(フォローも雑)。

 

3、Eyes to Eyes

ジャニオタがもれなく全員大好きであろうキラキラアイドルソング。冬に関するワードは一切出てこないのですが、完全に雰囲気で選びました。12月って、1年の中でも特にロマンチックな気分に浸りたい月じゃないですか。街の空気がそうさせるというか。なので、ロマンチックな気分だけでも味わえそうな曲ということで選びました。自分で言ってて悲しい。余談ですが、この曲がセトリ入りしなかったことだけが今年のツアーの心残りな点です。坂本くんの『キミだけに I Love U』を聴けなくて涙を流したオンナがこの世に何人いることやら・・・。

 

4、Mission of Love

この曲はもうリストをつくると決めた時から、選抜入りが確定していました。冬になるとなぜか恋しくなる曲です。冬になるとキラキラしている曲を求めてしまいがち。この曲は個人的にV6の曲全体の中でもかなり好きな方です。世界観が美しくて好きです。甘いように見えてほんのりビターな感じ。この曲の陽の部分だけを取り出したのが『Eyes to Eyes』な気がしていたので、この2曲はどうしてもつなげたかったところが小さなこだわりです。

 

5、I'm Yours

この曲、歌詞も歌声も甘々すぎて聴いてるとしんどくなってくるの私だけですかね?感性がBBAなので後半になると涙が溢れてきそうになります。この曲の主人公にはどうか幸せになってほしい。この時代の自担の歌声が死ぬほど好きなんですけど、『ふたりの距離熟したら』のところだけは何度聴いても『ふたりの距離チューしたら』にしか聴こえなくて困る。

 

6、恋のシグナル

カミセン2曲目です。トニ担の皆様ご安心ください。トニ曲もこの後に2曲控えてます。この曲は歌詞に『流行りのブーツ』というワードがあるので勝手に冬の曲だと思い込んでます。あとサビでグロッケンぽい音(キーボード?)とかシャララララランってやつ(名前ド忘れ)とか鳴ってるところも冬のイメージな気がします。岡田担的に『小枝の~』のエフェクトかかってる歌声がしんどいポイントです。

 

7、Lonely Holy Night

7曲目にしてようやくトニ曲の登場です。そして今回唯一のがっつり失恋ソングです。冬に失恋ソングを聴くと、本当に切ない気分になってしまう気がしてなるべく避けたかったんですが、さすがにここまで堂々たる冬ソングを見逃すわけにもいかないので、仲間入りです。この曲を聴くと「絶対冬にだけは失恋したくない」って思わされます。冬の寒さと自分の心の虚無感を重ねてしまうなんて切なすぎる。

 

8、愛をこめて

7曲目で大失恋をしたので、ここから巻き返します。というかこの1曲で巻き返せるのすごい。1曲の中で失恋からハッピーエンドまで描かれてるのに違和感がない。最初に『愛の重さ順』と書いたのですが、このあたりから『愛の重さ』が加速していきます。まだ8曲目ですが、もうすでに「夏に聴いたらちょっと暑苦しい」くらいの重さはあります。ご期待ください(?)。

 

9、星が降る夜でも

この曲を聴くと、無性にシチューが食べたくなります。何とも言えないあたたかい気持ちに包まれるような感じ。寒い夜道を一人で歩いている時に聴きたい曲です。このあたりから『けっして』『すべて』『ずっと』などの束縛ワードが頻出してきます。ワクワクしますね。余談ですが、この時代の坂本くんの歌声がたまらなく好きです。たしか『坂本昌行の~10選』にも選んだはずなので、よろしければついでに読んでいってください。

 

10、Medicine

聴くだけで幸せな気分になれる曲。この曲もサビとかアウトロとかでシャララランのやつが使われてるので勝手にクリスマスっぽさを感じています。この曲は歌詞もメロディも幻想的すぎて、聴いてるときは幸せになれるんですが、曲が終わった途端に現実感に苛まれます。その感じが意外と癖になってしまって、知らない間に繰り返し聴いてしまう中毒性の高い曲です。

 

11、by your side

 この曲は、曲調的には3~4曲目あたりに近いと思うんですが、愛の重さでこの位置になりました。このあたりからはいよいよ永遠を誓い出します。歌詞のしんどさはもちろん、コンサートの記憶も真新しいので、いろいろ蘇ってきてしんどさ倍増ですね(満面の笑み)。なんかもうすでに冬とか関係なくなってきている気がしますが、こんな感じでもう少しだけお付き合いください。

 

12、愛のMelody

ここまでなかなかのマイナー路線でお送りしてきましたが、ここでまさかのド定番中のド定番曲が来ちゃいました。愛メロは曲調の明るさとかMVのユニークさに反して、歌詞だけ見ると意外と切ないところのギャップが好きです。この曲に冬っぽさを感じるのは間違いなくチャイムが鳴ってるせいだと思います。チャイムの音を聴くとクリスマスっぽさというか教会っぽさというかキリストっぽさというか、、、聖なるなにかを感じます(暴論)。

 

13、Sing!

残すところ3曲となったところで、ようやく2曲目のトニ曲の登場です。この曲は初めて聴いた時から讃美歌っぽい曲だなと感じていて、その感じがクリスマスっぽさと結びつきました(単純)。聴く度にトニセンとの相性が良すぎて震える曲でもあります。前にも書いた気がしますが、この曲を聴きながら永遠の眠りにつきたいって本気で思ってる。

 

14、Air

Airはシリーズ化していた時も常連だったので、今回こそは外したかったんですけど、結局また残ってしまいました。しかもこんな後半に。さすがの貫禄(?)。というか単純に私がAir好きすぎるだけですね。だってAir嫌いな人いないでしょ(言い訳)。そんな1年中聴いていたいAirですが、個人的に一番しっくりくるのが冬だと思ってます。こんなドストレートに『I love you』を歌ってる歌を真正面から受け止められるの、人恋しい冬だからこそという感じ。『世界の誰よりも愛するから』とかいうキザなセリフ、人生で一度くらいは言われてみたいものですね・・・(遠い目)。

 

15、一生で最後の恋

ついに大トリです。この曲の選抜入りが決まった時点で『愛の重さ』順にしようと決めました。タイトルからして圧がすごい。そしてサビはもっとすごい。これまで出てきた激重ワードの総集編みたいになってる。でもそんな激重ワードたちが愛に飢えた12月の非リア(※私)の荒んだ心を癒してくれます。この曲があるから今年もなんとか平和に年を越せそうです。大丈夫です、まだ泣いてません。

 

 

というわけで、以上が12月に聴きたいV6の愛が重い曲15選でした(ちがう)。

途中から趣旨が変わっていったような気がしなくもないですが、少しでも誰かのお役に立てればいいなと思ってます。

私自身、12月は1人さみしくこれを聴いて寒い冬を乗り越えたいと思います。

 

 

サンタさんへ

来年は物理的にあたためてくれる人がほしいです。

キサラギより

 

 

V6 LIVE TOUR 2017『The ONES』感想レポート③

 

 

nnnrrr.hatenablog.com

 

続きです。

 

本当はMCについて書くつもりだったんですけど、上手くまとめられる自信がなかったので諦めました。有言不実行ですみません。DVDが発売されてからMC集に入らなかったところだけまとめようかな。

 

ということで今回は14曲目から25曲目までです。

 

14、会って話を

トニセンの3人がそれぞれ長方形の大きなスクリーンを背に登場。踊るわけでも派手な演出があるわけでもなく、3人の静かな美声に酔いしれていると、突如3人の横に1体ずつ、女物のコートがかかったトルソーが登場。何に使うのかなと不思議に思っていると、そのコートに片腕を通し始め、ゆっくりとステップを踏み出す3人。つまりですよ、自分の腕を女性と見立てて、まるで女性と寄り添って踊ってるかのように振る舞う3人・・・。こんな変態的な演出考えたの誰?!初見の時、驚きを通りこして思わず笑いそうになったよ・・・。

とにかく三者三様に女性と絡んでるんですが、まあ博の女がエロいことエロいこと・・・。イノッチの女は照れを感じるような微笑ましい触り方だし、昌行の女も軽く手を添えるだけでそこまで無駄な動きはしない感じなんですけど、博の女ときたら・・・。博の身体をねっとり撫でまわして博を翻弄するんですよ・・・。博の女は絶対男慣れしてるし、絶対メンヘラ。

途中、昌行の女が「何も言わないで」と歌いながら指を振るところがあるんですけど、横浜5日目、昌行の女がどんどん昌行にもたれかかってきていつものように指を振れなくて、ここまではまだ良かったんですけど、その後さらにもたれかかってきて、いよいよ全体重を昌行に預けはじめたところで客席から笑いが起きるというハプニングが。異変に気付いた昌行が必死で立て直そうとするも願いかなわず落下、からのトルソーにポイって投げる姿が乱暴でめちゃくちゃ萌えました。見間違いかもしれないんですけど、あの日、昌行の女に隠れて博の女もまあまあグダついてた気がする。どうしたのかな。喧嘩でもしたのかな。

女たちが地面に吸い込まれていったあと、ダンスパートに入るんですが、これも良かったなぁ。『キス』というワードに合わせてスローでキスを投げてくる振りが特に好きで真似してました。

この曲も、スクリーンの映像がフルカラーからセピアになったり、スクリーンの位置が会場によって違っていたりと、変更点が多かった気がします。

 

15、足跡

イントロが流れた直後、いきなり暗闇からバクステに剛くんが現れて歌い始めるので、毎回バクステ周辺が騒がしかった思い出。剛くんを筆頭に6人が花道に等間隔に並んで隣り合わせのメンバーと逆を向いて歌うんですが、1番と2番で180度向きを変えてくれるところに心遣いを感じました。言ってしまえば絶好の野鳥会タイム。

(多分)途中から誰もいないセンステに謎の浮遊物が登場して優雅に舞い始めるんですが、毎回動きが異なってておもしろかったです。あれどうなってるんだろう。遠隔操作かな。もともとプログラムが組まれてるのかな。その浮遊物がアウトロの終わりと同時に地面に着地するのを会場全員で見守ってから拍手するという流れが自然にできていたのも良かったです。

 

16、太陽と月のこどもたち

 この曲、イントロがなくていきなりサビのユニゾンから始まるのでめちゃくちゃ心臓に悪い。『足跡』で感動させられたあとにもっと大きな波持ってくるのずるすぎるでしょ・・・。泣くしかないじゃん(泣いた)。

最初は6人が背中合わせになって客席の方を向いているんですけど、ラスサビ前に突然6人が向かい合って歌いだすんですよ・・・。しかもその時の歌詞が「嗚呼 美しいこの場所で僕も生まれた 温かな手をつないで いつも叱ってくれた人よ」とかもう確信的に泣かせに来てますよね。このパートだけ向かい合って歌って、また何事もなかったかのように元に戻っていくのも、なんかもう・・・!(言葉にならない)って感じでした。あと本人たちは無意識だと思うんですけど、回を重ねるごとに向かい合った時にできる6人の輪が小さくなっていくのもグッときました。こんなに涙腺を刺激するようなことしといて、本人たちグッチ裕三の歌い方のマネ(※MCネタ)とかしてふざけ合ってるの意味わかんなくないですか。私たちの涙を返して・・・!

曲が終わってメンバーたちがステージからいなくなった後に、モニターに長場雄さんのイラストが映し出されるんですけど、多分コンサートのために描き下ろしてくださったものなんですよね。本当に長場さんのV6への貢献度が高すぎる。功労賞を差しあげたい。

 

17、DOMINO

この曲が始まる前に、坂本くんが手から(スクリーン上に)炎を出す演出があるんですけど、その時の坂本くんのスターっぷりがすごかったです。ディズニーシーの夜のパレードで花火を操るミッキーマウスみたいでした。ついに坂本昌行は世界のミッキーマウスと同じラインに立ってしまったんだなと。

ちなみにこの部分、横浜の一部公演だけイノッチが担当してる日があったんですけど、静岡で坂本くんに戻った時は思わず心の中で「スターお帰り~!!!」って叫びました。イノッチには申し訳ないんですけど、やっぱりここは坂本くんじゃないとダメだと思いました。最後に両手を左右に伸ばして体をのけぞらせながら火炎放射するんですけど、そののけぞらせ方がやっぱりマサさんじゃなきゃ物足りないんですよね。あの人全身から炎放出してるから。まじで。

この曲は各メンバーが自分のパートの時だけステージ上に現れるんですけど、本当に1フレーズだけ歌っていなくなったりするから入れ替わりが激しくて、全部目で追ってたら酔ってしまいそうだったので、凝視しないように気をつけてました。

あとこの曲の思い出と言えば、1分30秒ほどの短い曲の割に途中でリズムが変わるので、ペンラの動きがどんどん曲とズレていくのが気持ち悪かったです。会場のペンラの動きも見事にバラバラで、全体的に不気味な空間でした。

 

18、Get Naked

この曲のレポは私なんかより上手に書かれている方がたくさんいるので詳しいことは省かせていただきます。簡単に言うと舞台に薄い布が下りてきて、そこにカミセンのそれぞれのリアルタイム自撮り映像が映し出されて、オタクが発狂する演出です(ド雑)。

この曲はアルバム通常盤のみに収録されているものなんですが、私は福岡会場でようやく通常版を買ったので、それまでの公演は曲をよく知らないまま参加していました。なのでこの曲をちゃんと聴くまでは、歌詞の内容もダンスの意味もまったくわからない状態で観ていたので、なぜこの曲が「エロい」と言われているのか理解できずにいました。

私が参加した福岡公演から次の宮城公演までは少し間があったので、それまでに『Get Naked』を聴きこんで歌詞をインプットしてからコンサートでのパフォーマンスを観たんですが、なるほど、エロかった。

『ROCK THE HOUSE』を歌うカミセンが大好きな人間なので、あれから10年経ってまたこういう曲を表現してくれることに喜びしか感じません。今も昔もカミセンには女で遊びまくっててほしいし、ギラついていてほしい。

宮城2日目にはダンスパートの動きを覚えたので、ホテルで同室の友人に「やっていい?」と聞いたら「やらなくていいよ」と即答されました。やりたかったな。

横浜5日目、この曲の間奏中に私の席の後方から『殺してくれ~~~!』って声が聞こえてきたのは今思い出してもツボです。レディにこんなセリフを吐かせてしまうカミセンの罪は重い。

個人的に今ツアーで最も「アーティストっぽい」と感じたのがこの演出です。この場合の『アーティスト』は歌手などを指す狭義の『アーティスト』ではなくて、芸術に携わる人全般を指します。「薄い布にスマートフォンで撮った自撮り映像を映し出す」という表現方法って、すごく革新的で時代を反映したものだなと思いました。そういう「新しい表現方法の試み」とか「今、この時代にしかできない表現」というところに『アーティストっぽさ』を感じました。

ここからはただの個人的な解釈なので流してもらって結構です。演劇の世界には『第4の壁』という概念が存在します。第1から第3までは実在する左右後方にある壁のことです。『第4の壁』とは、客席と舞台の間の実際には存在しない壁のことを指し、「客席と舞台上の世界を区切る境界線」という意味で用いられます。この曲でステージと客席の間に引かれた『薄い布』はまさにこの『第4の壁』を可視化したものなのではないかと思いました。手が届きそうなのに届かない。近くにいるのに遠く感じる。布の『こちら側』と『そちら側』は違う世界なんだよと言われているようで、とても痺れました。普段、無意識に感じ取っている『第4の壁』をいざ目の当たりにすると、布のあちら側は『ファンタジーの世界』だとか『聖域』のように思えてきて、より3人の動きが神秘的に見えました。

と、ここまで言っておいて何ですが、先日この解釈を思いっきり健くんに否定されるという事件が起こりまして。健くんがラジオではっきりと、この曲でみんなを抱いたと公言してくれまして。そんなわけで私のこの解釈はただの妄想となってしまいました。当事者に言われてしまったら仕方ないですね。

 

19、SPARK

これめっちゃ良かったんですよ・・・。まさに今ツアーのダークホース。ド派手な装置とかが登場するわけではなく普通のダンス曲なんですけど、シンプルに良かった・・・。

ダンス曲って、つい手振りだけでも真似したくなっちゃうんですけど、この曲だけは毎回おとなしく棒立ちしてました。というか思わず見入っちゃうんですよ。で、気づいたら次の曲始まってた、みたいな。

特にサビを踊る健くんが毎回すごく生き生きしていて、照明の光も相まって眩しいくらいの輝きを放ってました。この曲の記憶を掘り返そうとしても、健くんが踊ってる姿しか思い出せなくて困ってます。逆に言うと、それだけ健くんに目を奪われてたってことなんだと思います。

ラスサビ前の「駆け引き 瞬き じゃれ合い Feel so nice」のところで、単語ごとにいちいち照明が切り替わったりポーズが変わったりするところが個人的にはお気に入りです。

 

20、MANIAC

Get Naked~SPARK~MANIACの流れ、最高にシャブかった・・・。MANIACのイントロが流れた時点で私は理性を手放しました(アカン)。この曲自体が最高に狂ってるし、見ている方も狂わずにはいられないような演出でした(※ほめ言葉)。

まず音は典型的なEDMなので、初めから終わりまで低音が一定のリズムで打たれているので無意識に身体が揺さぶられました。あと歌詞がめっちゃアホっぽいんですよ(※ほめ言葉)。初っ端の「スバラシ MANIAC!」の字面のアホっぽさから始まって、なにかと「All right!All right!」で済まそうとするんですよ。最高か。

でもね、それ以上に煽ってくるやつが居たんですよ・・・。レーザー光線って言うんですけど。Vコンの常連だったりするんですけど。正直、前回のツアーで『Break the wall』のレーザー使いを見た時に、「ついにレーザーの最終形態きちゃったな・・・」ってくらいの衝撃を受けたんですけど、まさかたった2年で更新してくるなんて・・・。レーザー先輩のことナメてました。いやもうほんと、今年のパイセンもめっちゃキレイでした。キレイ通り越してもはや狂気的でしたけどね。間奏とか動きが激しすぎて殺されるかと思ったもん。「朝日がふいに僕を照らした」のところでレーザーを操るイノッチもほぼミッキーでしたね(?)。

あと忘れちゃいけないのが振りのかわいさ。私が理性をぶっ飛ばした最大の原因はこれです。「スバラシ MANIAC!」の振りがかわいすぎる・・・。しかもただのカワイイじゃなくてエロカワイイの方です。突然の倖田來未路線は心臓に悪すぎる。

この曲も6人がすごく楽しそうに踊ってました。特に長野くんと岡田さんが曲中にもかかわらず2人だけの世界に入ってキャッキャウフフしてる様子をよく見かけました。2人が幸せならOKです。 

 

21、レッツゴー6匹

CDと同じく「はじまるよ~」のコーラスからやってくれました。イノッチの低音の「はじまるよ~」から始まって、最後の坂本くんまで少しずつ高さを上げながらハモっていくんですが、明らかに坂本くんを苦しめようと他のメンバーがわざと高めに歌うのがおもしろかったです。そしてそれでも見事に裏声でクリアしてしまうミュージカルスタアMASAさん。音源では頑張って地声でトライして変な声になって面白い感じになってるんですけど、コンサートでは5人があまりに音程上げすぎてたからか、最初から地声はあきらめてましたね。裏声めちゃくちゃ綺麗に響いてました。

イントロの絶妙なタイミングのところでアリーナに銀テが発射されるんですけど、発射された瞬間に影に潜んでたスタッフたちが『逃走中』のハンターのごとく一斉に飛び出してきて、スタンド後方まで銀テを配り歩いてくれていました。ありがたいですよね。一斉に飛び出す姿はトラウマになるくらい怖かったですけど。だからスタンドでもほとんどの人が1本は銀テもらえてたんじゃないかな。アリーナで大量にとれた人が終演後にお裾分けしている様子も各地で見かけました。私もツアー中、計30~40本くらい取れたんですけど、今家にあるのは1本だけです。ただの記念なんで同じの何本もいらないよなあと思って全部お裾分けしました。本当にたまたま取れただけなのでお渡しするたびに「ありがとうございます!」って言わせてしまうのは申し訳なかったんですけど、喜んでもらえて幸せでした。

確か1番だけメインステで1列になりながら歌って、2番から3人ずつに分かれてスタトロに移動だったと思います。

 

22、Sexy. Honey. Bunny!

23、グッデイ!!

24、愛のMelody

25、本気がいっぱい

スタトロ中の定番曲メドレーはまとめて書きます。

2011年から4連続でセトリ入りを果たしているセクバニさんがついにお手振り曲になってしまったのはちょっと寂しかったですね。お手振りでも十分楽しかったし盛り上がってはいたけれど、セクバニの醍醐味って、「6人6様の『Sexy!』を楽しむ」みたいなところあるじゃないですか。スタトロだとどうしても一部メンバーしか見られないのが残念だなって思いました。4回目ともなるとネタ切れだったのかな。お手振りタイムといえど、長野くん、剛くんあたりはサビは結構踊ってくれてた気がします。

グッデイは横浜5日目に剛くんが「シェケラ!」のとこでUFOポーズをしてくれたのが衝撃すぎて他の記憶が・・・。ぜんぶ剛くんのせいだ。

今回の愛メロはスタトロ巡回中ということもあって、メンバーもファンも気まぐれでしか手振りやってなくて、あまり揃ってなかった印象です。特にメンバーが近くにいるブロックの人たちはアピールに必死で手振りどころじゃない!って感じでした。逆にアリーナ席に入った時はメンバーが近くに居なくて手持ち無沙汰だったので全力で手振りできて楽しかったです。横浜公演で外周をまわってた坂本くんが1人1人と目を合わせるようにすごく丁寧に手振りをしてくれてたのが忘れられません。思い返せば坂本くんの周辺はいつも綺麗に腕が上がっていた気がします。

本気がいっぱいの時にはもうスタトロが終わって色紙投げ大会が行われていました。みんな(主に岡田、三宅が)すごい飛ばすんですよ・・・。誤って色紙の軌道上に頭でも差し出してしまったら吹っ飛ばされるレベル。色紙と言えば剛健のキスパフォーマンスがそれぞれすごくて、会場割れるんじゃないかってくらい悲鳴が響いてました。ある時は10秒くらい口づけたり、ある時は10回くらい口づけたり・・・。さすが盛り上げ方がベテランでございます。個人的には長野くんのパフォーマンスも見ていて楽しかったです。外周トロッコに乗ってる間ずっと色紙持って周辺のファンに期待させといて、到着地点で投げちゃうとことか、曲が終わってもまだ持ってて、会場全体に注目されちゃうとことか、本当に長野くんはファンの気持ちを弄ぶのがお上手。あと長野くんって、最後まで色紙の行方を見守ってて、必ず受け取った人に手振ってあげるんですよね。そんなん好きになるしかないじゃない・・・(乙女の表情)。メンバーたちまで長野くんの虜になってしまう気持ちがよくわかりました。

 

それでは、続きます。

ようやくラストです。

 

 

V6 LIVE TOUR 2017『The ONES』感想レポート②

 

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 続きです。

今回は7曲目『Answer』~13曲目『Believe Your Smile』まで。

 

7、Answer

これから『進撃の巨人』でも始まるんじゃないかというような、おどろおどろしいブリッジを挟んで、スポットライトに照らされた坂本くんが登場。下手側を向いて叫ぶようにして歌う坂本昌行のシルエットのかっこいいこと・・・。坂本くんって本当に歌うことが好きなんだなぁというのが良く伝わってきました。

健くんがパンフレットのインタビューで、『見せ場を3か所はつくりたい』と言ってるんですけど、その1つは間違いなくここだと思います。

まず可動式モニター。会場によって違っていたと思うんですけど、横アリで最大10枚くらい使われていた気がします。その時歌ってるメンバーが全てのモニターに全く同じアングルで映し出されるという、かなり贅沢な使い方をされていました。どうやってあんなに多くのモニターが出てきたのか、どうやって仕舞われていったのかが全く思い出せません。天井に吸い込まれていったのかな?とにかく最新技術ってすごい。

あとは何と言っても特効の豪華さ。間奏に入ると同時にステージ上部から火花が旋回しながら散ってきて(通称『花火』)、そっちに目を奪われていると今度は下から火柱が音に合わせて何度も何度も出てくるんですよ。私の記憶違いかもしれませんが、回を重ねるごとに増えていった気がします。静岡初日、センステ正面のスタンド席で、その距離でも熱気と火薬の匂いが伝わってきて、同行の方と「あっつ」とか「くっさ」とか言ってたんですけど、私たちなんかよりもっと近くにいるメンバーはどれだけ熱くて臭かったんだろう。

メンバーもこの演出がお気に入りだったのか、みんな『花火』と呼んで親しんでました。特にイノッチがよく客席に向かって「どうだった?夏ぶりの花火」とか聞いてくれてました。あとちびっ子に向かって「花火見れてよかったね~。綺麗だったでしょ~?」とか言ってたから、多分イノッチはかなりお気に入りだったんだと思います。

細かいところだと、メンバーがそれぞれ乗ってるステージの下部が、その人が歌う時だけメンバーカラーに光ったりするのも見ていて楽しかったです。遠い席の時にはとても助かりました。私は遠くても肉眼で観たい派なので、あまりにも遠すぎるとどこに誰がいるのか判別できない時とかもあったんですけど、この仕掛けのおかげで「今歌ってるのは誰か」が一目瞭然でした。あと単純に、複数人が歌ってるパートとかだと、どこで誰が歌ってるのかって、わかりづらかったりするじゃないですか。その問題を解決してくれていたのが非常にありがたかったです。こういうのはどんどん取り入れていってほしい。 

この曲は6人6様に気持ちを込めて歌っていたので、できれば全員観ていたかったんですけど、どう考えても目の数が足りないので、気づいたら自担ばかり目で追ってました。自分のパートじゃないところでリズムを刻んでる仕草がものすごく様になっていて好きでした。他のメンバーも1人1人集中してみたいので、マルチアングルが欲しい。

終盤に向かって声の大きさと比例して全身を使って狂ったように歌い上げる様子を見て、V6って表現者なんだなということを強く実感させられました。まるで魂から叫んでいるかのような力強い歌い方に酔いしれました。これほどまでに最高のファンサービスを体験したのは生まれて初めてです。見ている私たちまで自然とペンライトを振る腕に力が入ってしまって、会場全体で盛り上げようとしている空気がすごく居心地のよい空間でした。

個人的には、この曲の演出ってすごい希望に満ち溢れているなと感じています。坂本くんの「踊らないV6もかっこいいんじゃないか」という思いつきから、バラードでも華麗に舞ってしまうV6にしては本当に珍しく、まったく踊らずに歌の表現だけで勝負するというチャレンジングな演出になっているんですけど、これがもう成功なんてもんじゃなくて大成功。「V6は踊らなくても十分かっこ良さを表現できる」ということが証明された瞬間。

V6は今のところまだまだ踊り続けてくれていますけど、でももうすでに「平均的な40代男性」の体力では不可能といえるような領域まで来ていると思っています。言ってしまえば、いつ踊れなくなってもおかしくない。V6がこの先も続いていくと言うのならば、今までのように踊りっぱなしのコンサートは難しくなる時がいつか必ず訪れるはず。でも今回のツアーで、1曲まるまる踊らなくてもファンを惹きつける演出が可能だということを証明してくれました。

V6の未来、明るすぎません?20年という一区切りを終えて、また新しい扉を1つ開けてくれたような感じです。この曲が新たな10年のきっかけとなりますように。 

 

 8、Remember your love

今回のセットリストの中で1番演出に度肝を抜かれたというか、MVとのギャップが激しいと感じたのがこの曲です。健くんが何度も「歌詞にこだわった」と言っていた通り、MVでは歌を聴かせることをメインとしていて、振付は一切なく『静』のイメージが強いものとなっていました。ところが、まぁコンサートでは踊る踊る。歌詞の世界観をそのまま落とし込んだような振付になっていて、とても美しかったです。個人的にこの曲のダンスが1番複雑で難しいなと思いながら見ていました。1フレーズでそんなに動く?ってくらい、とにかく動き回る。この曲のダンスだけは最後までほとんど覚えられなかったです。悔しい。

残念ながらほとんど覚えてはいないんですけど、それでもいくつか印象的な振りがありました。まず出だしの『紙屑の様に まるめちゃあ 君に投げつけてた』って心をくすぐられるような歌詞があるんですけど、メロディに合わせて手を上からヒラヒラさせながらゆっくり降ろしていく、まるで「紙屑が舞っている様子」をそのまま表したような振りとか、『胸にささる針を抜く』ってところで本当に胸から針を抜くような振付になっていたりだとか。これは一部に過ぎなくて、ほとんどの振りが歌詞をストレートに表現したようなものになっていたので、ダンスからも歌詞に重きを置いていることが伝わってきました。

この曲の好きなポイントの1つに『同じフレーズが多用されていないところ』が挙げられるんですけど、ダンスにもそれが反映されていたのが驚きでした。普通、サビとかだと1番と2番の歌詞が多少違ってもダンスは同じってことが多いじゃないですか。でもこの曲では、サビでも歌詞が異なればダンスも異なるんですよ。つまり1曲における振りの数が異常に多い。約4分間、サビの一部を除いて全部違う動きをしてるんです。覚えるの大変だっただろうなぁ。三宅健のこだわりがすごい。

健くんはここ最近ずっと、「いかにメンバーを踊らせるかが僕の役目」と言ってくれていて、それをきちんと有言実行してくれているところが本当にすごい。健くんによると、踊りたがらないメンバーもいるんですって。そりゃそうですよね。だって踊らなくても盛り上げる方法はいくらでもあるんだもん。ダンス曲が増えるということは、『覚えることが増える』、『練習時間が増える』、『体力の消費が増える』と、メンバーにとってはデメリットの方が多い気がします。それでも、「ファンが望んでるのは僕らが踊っている姿」ということを健くんは頑なに信じていて、『ファンのために』嫌がるメンバーを説得し続けてくれているんですよね。

健くんがよく『アイドルの鑑』と評される所以は、こういうところなんだろうなと思います。自分を犠牲にしてまでファンの期待に応えてくれるところ。

健くんの言う通り、V6のファンってやっぱりV6が踊ってる姿が1番好きだと思うんです。少なくとも私はそうです。V6のファンになってから、常に『今のV6』が最高にかっこいいと思ってます。それは、V6が常に自己べストを更新し続けてくれるから。彼らは「年齢のわりに踊れてるね」なんてお世辞は一切求めていなくて、むしろ年を重ねれば重ねるほど難しいことに挑戦していって、留まるところを知らない。私たちはあまりにも普段からその姿を見慣れすぎていて、なかなか気づけないでいるけれど、よく考えたら当たり前じゃないんですよね。そういう『進化し続けるV6像』には、間違いなく健くんの思想が色濃く反映されているんだと思います。

話が逸れまくりましたが、要するにV6に健くんがいてくれてよかったという話です(急に雑)。これからも健くんのこの考え方にずっとついていきたいし、まだまだ色んな景色を見せてほしいと思ってます。

 

9、Round & Round

『ヴァーチャルとリアルの融合』というテーマの通り、6人の動きと映像が見事にリンクした演出でした。THE・長野博プロデュースという感じ。

前回のコンサートでも、曲と曲との間のつなぎで背景と6人の動きがリンクする演出があったんです。見ている時は気づかなかったんですけど、どうやら長野くんがその演出に携わっていたそうなんですよね。私が知ったきっかけというのも、DVDの特典映像の中で剛くんが「あれ長野くんが考えたやつ」って言ってくれたからで、剛くんのこの発言がなかったら多分私は今の今までこの事実に気づかないままでした。初めて知った時は結構衝撃で、「長野くんそういうのが好きなのか・・・!」という感覚でした。

前回のツアーの演出では、背景にカクテルグラスのようなものが出現して、メンバーの動きに合わせてカクテルグラスの中の液体が弾けて次の曲が始まるというものでした。今回のこの曲の演出では、メンバーが手で大きな円を描く動きに合わせて背景にも円が登場して、その中に液体が注ぎ込まれて動きとメロディに合わせて弾けるという、前回と構造的には似ているものだったんですけど、クオリティが格段に上がっていました。特に液体が弾ける描写がとんでもなくリアルで思わず目を奪われました。

他にも、まるで背景にメンバーが吸い込まれていくような動きとかもあったんですけど、全体的に長野くんがこの曲を通して伝えようとしているメッセージは壮大すぎて難しいなと思いました。少なくとも私の小さな頭では理解が追いつかない。とりあえず長野くんが『バーチャルとリアルの融合』というテーマに関して、すごく情熱を注いだ作品なんだなということは伝わってきました。長野くんの頭の中がとても気になる。

メンバーも長野くんが今回プロデュースしたこの曲を聴いて、みんな口々に「意外だった」って言ってるんですけど、22年間も一緒に過ごしてきた人たちにさえも、そんなセリフを言わせてしまう長野博って、いったい何者なんだろう・・・。

 

10、刹那的Night

初日、会場に入った瞬間センステ上部に巨大なシャンデリアみたいなものがぶら下がっていて、これは一体何に使うんだ・・・?と不思議に思っていたらここでした。あんな巨大な装置、ここでしか使わないのめちゃくちゃもったいないと思ってたんですけど、この1曲でのインパクトがすごい。ていうかあれはもはや照明というよりも檻と言った方が正しい。

この曲はツアー中に(それもかなり序盤)Mステでも披露されて、イノッチ曰く「六本木中から集めてきた」ってくらいミラーボールが多用された派手なセットが組まれていたんですけど、それを優に超える派手さ。見せ場のスパンが短すぎて落ち着く暇がない。

今回、何度がセンステ付近の席に入らせていただいたんですけど、その時の景色を強烈に覚えてます。ステージが回転する仕掛けになっているので、ただひたすら一点を見つめて目の前を通り過ぎていくメンバーたちを眺めていました。この感覚、あれに似てるなと思いました。『エレクトリカルパレード』。Twitterではみんな『回転ずし』って呼んでたんですけど、私はあの豪華さに敬意を払って『エレクトリカルパレード』と呼びたいです。

この曲の見どころはやっぱり間奏の激しさだと思ってます。動きが俊敏すぎて目の前で何が起こっているかが全く理解できない状況。冗談抜きで、まばたきしている間にも目の前のメンバーが入れ替わっているくらいのスピード感。自分の感覚が信じられなくなって、それこそヴァーチャル空間を体験しているような気分でした。照明の切り替えも早くて、今度WOWOWで放送されるんですけど、フラッシュ効果で気分を害される方が出ないかと勝手に心配してます。

間奏の激しいダンスの直後のサビが解放感に溢れててめちゃくちゃかっこいいんですけど、このかっこよさを語るには語彙力が足りないので、是非11月25日、WOWOWさんでお確かめください(ダイマ)。

 

11、COLORS

これまでとは違ってド派手な装置はなく、歌を聴くことに集中させてくれる演出になっていました。

すごい心をこめて歌詞を大切にしながら歌ってくれてるのが伝わってきたんですけど、どうしても『仮面を外した姿 人に笑われるのが怖いの?』と歌う自担に「今年のあなたが言うな」とツッコみたくて仕方なかった・・・。逆に2番の『偽りのない僕を さらけ出して行くんだ』の説得力はすごかったですけどね。

サビで人さし指を前方に突き出して左右に揺らす振りがあるんですけど、坂本くんの指の動きと表情がもう美しすぎて・・・。あの瞬間の坂本くんの人さし指に恋しました。 

 

12、by your side

13、Believe Your Smile

ここからアリーナにトロッコが出現、お手振りタイムに突入。1曲で3人ずつ半周まわってくれるので、2曲目が終わるころには全員が会場を1周してくれていました。

それにしても、お手振りタイムにこんなド直球のアイドルソング採用してくるとか天才かな。しかもよりによってこの2曲とは。この2曲、歌詞の内容が『過去』と『未来』の関係になっていて、時系列でいうと『Believe Your Smile』→『by your side』なんですけど、あえて逆の順番にしたのが気になります。

演出についてはこれ以上特に書くことが無いので、思い出を少し紹介させてください。

・名古屋初日、10列前くらいを通ったイノッチからものすごい熱気が放たれてました。その日のMCで坂本くんが「夏に着るような衣装じゃない!」と嘆いていたのも納得。

・同じく名古屋初日、私の前の席のお姉さんが持っていた『イノッチ バーンして!』といううちわを見つけて、「俺?」みたいな顔した後にゆっくりいたずらっぽい笑顔になって、片手で軽くバーンしたイノッチが超かっこよかったです。

・福岡2日目、ちょうど長野ポイントが盛り上がっていた時期だったのもあって、長野くんが通ったブロックの手の振り方が異常でした。それに神々しい笑顔で応える長野くん・・・。あと、このタイミングではないけれど、花道移動中でも長野くんが会場を煽ると、長野くんが通ったところから全員長野くんと同じ動きになって、それを見届けた長野くんが「よろしい」と言うように無言で頷くという光景も見られました。腕一本で会場全体を自由自在に操る長野博様は偉大。

・横浜初日、長野くんが乗ったトロッコが不安定で、安定するまで不安そうに柵にしがみつく長野くんがレアでした。

・横浜2日目、外周真横の席にてイノッチが目の前を通過した瞬間、思わず「脚が・・・脚が長い・・・!」と心の声が漏れてしまっていた後ろの席のお姉さん。わかる。

・全日程通して、手で眼鏡つくって会場見渡しながら「ちゃんと見えてるよ~」って言ってくれる自担がアイドル全開すぎてしんどかったです。

すごく偏った思い出しかなくてすみません・・・。汗を滴らせながら笑顔で手を振ってくれる姿は全員かっこよかったです。

 ビリスマのアウトロに合わせてメンバーがメインステに帰ってくるんですけど、静岡初日、横アリの直後だったからか、メインステに早く着きすぎてしまって「もうちょっと手振れたのにな・・・」としょんぼりする健くんがやっぱりアイドルの鑑でした。

 

それでは、続きます。

V6 LIVE TOUR 2017『The ONES』感想レポート③ - 夢と知りせば醒めざらましを

V6 LIVE TOUR 2017『The ONES』感想レポート①

 

 おはようございます。こんにちは。こんばんは。キサラギです。

  8月から約2ヶ月に渡って行われたV6のコンサートツアーが先日ついにオーラスを迎えました。

 楽しかった2ヶ月間を懐かしみながら、私が観た『今のV6』を皆さんにも感じていただけたらと思います。

 まず私が参加した公演ですが、自名義で宮城2日目、福岡初日(復活抽選)、横浜17日(制作解放席)の3公演が当選、友人が当てた横浜2日目のほかに、名古屋初日、福岡2日目、宮城初日、横浜初日、静岡初日を交換だったり譲っていただいたりした結果、9公演にお邪魔させていただきました。 

  2年前、多ステ(4公演)して反省文まで晒した私、見てる~~~???

 まだ残してあるので良かったら読んで私のこと嫌いになってくださいね(ヤケクソ)。

 でも今年は反省文とか書く気サラサラないのでご安心ください。

 言い訳というか何というか、今年のV6のキーワードが『無茶したな』なんですけど、それにしても4公演追加して前回より総キャパを5万も増やしたりと無茶しすぎた結果、地方公演が余りまくってたので、私もV6に負けじと無茶して全国飛びまくっていたら気づけばこんなことに。

 私もまさかこんなに行くことになるとは思わなかったし、まさかこんなに預金残高が寂しいことになるとは思ってませんでした(後の祭り) 

 と、そんなわけで大学4年生という身分を最大限に活用して最大限に楽しんできましたので、少しでもその様子をお伝えできればなと思います。

 書き進めていくうちに、想像以上に長くなってしまったので何回かに分けて更新することにしました。今回はOP~あいさつMCまでです。

 

OP

 モノトーンのスタイリッシュな映像とともに不穏な音楽が聞こえてくるOP。

 後半、メンバーが1人1人ドアップで映し出されるんですけど、最後に剛くんが映し出された時の初日のどよめきがやばかった。

 だって、見慣れた長髪ストレートの森田剛をイメージしてコンサートに行ったら、映像に映し出された森田剛はおしゃれパーマになってたんですよ・・・。ほんと剛くんのそういうとこ・・・(好き)。

 多分あの時会場にいた人全員同じ状況だったと思うんですけど、脳がパーマの人=剛くんと認識した瞬間に気づいたら叫んでた、みたいな。

 森田担はもちろん、そうでない人も皆、あの瞬間の森田剛にやられてた。だって会場揺れたもん。ガイシホール揺れたもん。本当だもん。

 またドアップで映し出された剛くんの表情がめちゃくちゃ良いんですよね。まるで会場全体を見下ろしてるような顔の角度とか視線とか。あと喉仏とか。

 

1、Can't Get Enough

 で、その剛くんのドアップの後に、6人が椅子の周りに集まってポーズを決めたところで画面が割れて、映像と同じポーズの6人が登場。

 初日、1曲目がこれだとわかった瞬間、心の中でガッツポーズしました。

 正直、この曲を1曲目に持ってくるって結構大勝負だと思うんです。1曲目にしては盛り上がりに欠けるし、実際にそう言ってる人も見ました。もっと1曲目にふさわしい曲ってたくさんあったと思うんですよ。

 それでもあえて予想を裏切ってくる感じというか、「お前らの思うツボにはさせないぜ」みたいな素直じゃないところにものすごくV6らしさを感じました。

 アルバムの中でもこの曲って一番『今のV6』を象徴してる曲だと思ってるんですけど、そんな曲をわざわざ1曲目に持ってきて「これが今の僕たちです!!!」って主張してくるの、たまらなくないですか?

 しかもこの曲、聴いてもらえばわかるんですけど、V6の中でも大人の色気がムンムンムンみたいな曲なんですよ。それを1曲目にやるってことは「今年はこういう感じ(大人の色気ムンムン)で攻めていくんで」って宣戦布告されてるようなもんじゃないですか。そんなん降伏するしかないじゃん・・・。ずるい(最高)。

 あと、今年のツアーってV6をあまり知らないような方もたくさん入ってくれてたと思うんですけど、そういう人にも「あ、今のV6こんな感じなんだな」ってすぐにわかってもらえたんじゃないかな。そうだったらいいな。

 曲の話に戻りますけど、この曲はご存知Mステでタモリさんと弘中アナに散々いじられた通り(まだ根に持ってる)、ファルセットが多用されてる曲なんです。 そう考えると尚更1曲目で歌うような曲じゃない・・・。なぜ初っ端から喉を傷めつけるようなマネを・・・。

 考えれば考えるほど、意地でもこの曲を最初に持ってきた強いこだわりがうかがえます。ほんと『無茶したな、V6』(言いたいだけ)。

 

 2、never

 neverはPVはもちろん、音楽番組でも披露しまくってたから、もうやりつくしたんじゃない?大丈夫?って思ってたんですけど、コンサートver.もすごい良かった・・・。

 間奏で一気に照明が落とされて、次のメロディ入る前の「タタタタタッ」って音に合わせて急にフラッシュが焚かれたみたいに明るくなるんですけど、その演出がすごく幻想的でお気に入りでした。

 グループを応援してると自分の中で好きな組み合わせ(コンビ)っていうのが必ずあると思うんですけど、この曲のすごいところは基本的に2人ずつ代わるがわるペアになって歌ったり踊ったりしてくれていて、あらゆるコンビ厨の希望に応えてくれてるところだと思うんです。

 私は特に、普段絡みの少ない坂本くんと岡田さんの組合せが好きなので、この曲の最後の『もう今をごまかさない』って歌詞のところで、2人ずつ列になってる最後列の両端にいる坂本くんと岡田さんが立ち位置を入れ替えながら『ごまかさない』に合わせて人差し指を左右に振るところが死ぬほど好きで、それを生で確認できたのがたまらなく嬉しかったです。めちゃくちゃマニアックな話を持ち出してしまって申し訳ないです。でもここ本当にかっこいいんで、知らなかった方が居たら是非みてほしいです。PVでも音楽番組でも確認できますよ・・・!オススメは少プレver.です。好きすぎてリアルに100回は見ました。

 

3、BEAT OF LIFE

イントロのトランペットの音が聴こえた瞬間、大発狂しました。

 だってこれ、2014年にリリースされたものの、直後の2015年のコンサートではセトリから外された曲なんですよ。ファンの間では人気が高かった割に。それがですよ?あれから2年が経って、今年は特に供給過多で皆がこの曲のことなんて忘れかけていた頃に、まさかの大復活を遂げるなんて誰が予測できたって言うの・・・?

 しかも、もともとCW曲だったからか、当時は音楽番組等でお披露目されることもなかったので、正真正銘このツアーが初出しなんですよ・・・。突然のVIP待遇ありがとうございます。当時、「生で『BEAT OF LIFE』聴くまでは死ねない」って現世をさまよっていたオタクの生霊たちが無事成仏できたようで何よりです。

 イントロが流れた瞬間、剛くんのパーマの次くらいに会場が湧いたんですけど、その様子を見たステージ上の6人が『計画通り』みたいな顔してニヤッと笑ったのが忘れられません。3曲目にしてすでに6人の掌の上で転がされまくってクラックラしてました。あっさり2度目の降伏を誓った瞬間。

 この曲のお気に入りポイントは、岡田担としてはやっぱり最初のソロのところで1人だけポーンとはじき出されるところが大好きです。彼、はじき出される動き(足さばき)が絶妙に上手いんですよ。引き続き次回以降も『はじき出され担当』として技を磨いていってほしいと思います。

 あと、この曲のメインの振付が片手をあげて縦に揺らす動き(クラブでよく見るやつ)なんですけど、この動きをさせたら坂本昌行の右に出るものはいないんじゃないかってレベルで魅せつけられました。坂本くんって多分手が大きいじゃないですか。そして腕が長いじゃないですか。ついでに脚も長いじゃないですか。だから動きが人一倍大きくて目立つんですよね。毎回「ずるいなぁ」って思いながら坂本くんから目が離せなかった思い出。

もう一つ、『振りとは関係ないところでヘドバンするイノッチがかっこよかった』というメモが残ってたので、置いておきますね。今年のイノッチは全体的に前髪が良い仕事しすぎてました。

 1番を歌い終えた後、間奏の歌詞を口ずさみながらメインステからセンステに6人で同じ動きをしながら移動するんですけど、ただの移動ですらイケてるって何事かと。その動きというのがめちゃくちゃチャラくさいんですけど、めちゃくちゃ煽られるんですよ・・・。週刊TVガイドさんが『大人のパリピ』と表現してたんですけど、まさにそれって感じです。本当にファンを弄ぶのもいい加減にしてください・・・。

 まだまだ語り足りないんですけど、最後に何が言いたいかっていうと、ジガジガのところ、ジガジガ言う人はもちろん、他の5人が立て膝ついて姿勢低くして待機してるの、めっちゃかっこよくなかったですか? ジガジガ言う人にお仕えする家来みたいだなって思いながら見てました。

 

 4、SOUZO

 アルバムの中でもこの曲のPVが1番好きで個人的にすごく楽しみにしてたんですけど、まさかこんなに早く来るとは思ってなかったので、完全に心の準備が整わないまま気づいたら曲が始まってました。

 この曲の振りがこれまたすごくかわいいんですよ。歌詞のかわいさも相まって。平均年齢40歳のグループにかわいいとか言うのもどうかと思うんですけど、それにしてもかわいいんですよ。

 『なぜ 良いにおい ここまでくるの?』のところで両手首をこすり合わせる振りとか、度々出てくる顔の横で両手をヒラヒラさせる振りとか、一緒にできて嬉しかったなぁ。

 曲の途中でセンステからバクステに移動するんですけど、他のメンバーが前方にしか手を振らない中、イノッチだけは後ろ歩きで通り過ぎたファンたちにも手を振ってくれてたのが印象的でした。イノッチって他のメンバーが見てないところにすごくよく気づいてくれますよね。好きです。

 メンバーがバクステの定位置についた瞬間に照明と音が消えて無の空間になって、会場がソワソワしだしたところでメンバーがスポットライトに照らされてサビが始まるっていうお得意の焦らしプレイに呆気なくやられました。

 その後、まさかの左右に揺れるスタンドマイクの動きに合わせて時に無理な体制になりながらも歌うっていうお茶目な仕掛けになってるんですけど、バクステ側に客席がある時はそっちを向いて歌うので、バクステより手前側にいる人たちは後姿しか見られないのはもったいなかったなって思います。

 逆に、バクステ側に席がない会場の時は当然ファンがいる方を向いて歌ってくれるので、そういうのも含めて「やっぱ小さい会場っていいなあ」と改めて思いました。

 恐らくスタンドマイクの高さが揃えられてたせいか、坂本くんが中腰でキツそうな体制で頑張ってたのが気になって仕方なかったです。手足が長すぎるっていうのもあると思うんですけど(羨ましい)。横一列に並んだスタンドマイクが同時に同じ方向に倒れていくから、どうしても両端の人が大変な思いしなきゃいけないんですよね、多分。お疲れ様です、かっこ良かったよ、リーダー。

 

5、HONEY BEAT

 定番曲なのでサラッと。

 この曲でバクステからメインステまで一気に移動するんですけど、バクステ、センステ、メインステでそれぞれサビを歌ってくれたので、会場のどこに居ても一体感を感じられたのが素晴らしいなと思いました。

 各メンバー、『みんなも一緒に!』とか『盛り上がってこーぜ!』とか煽ってくれるんですけど、自担だけ『みんな知ってるでしょ~?』っていう雑な煽りしてきたの、今思い出してもジワジワきます。

 今年も自担の『アップテンポな曲を聴くと誰かを持ち上げずにはいられない病気』が治っていなくて、前回は主にイノッチがターゲットだったんですけど、 今年は長野くんが被害にあわれていました。ご愁傷様です。持ち上げるタイミングに合わせて高く飛んでくれる長野くんの優しさを目の当たりにして、心が温まりました。2人が楽しそうで何よりです。

 

6、Beautiful World

 曲のイメージ通り、きれいな青空の画をバックに優しい表情をした6人が歌い出すっていう息をのむほど美しい光景がそこにはあったんですけど、ちょっと待ってほしい。さっきまでの怪しい色気を放ってジガジガ言ってたパリピたちはどこへ消えたの・・・?っていう振り幅の大きさに心臓をわしづかみにされました。 

 リリースから1年以上経ってるというのと、比較的サビの振付が覚えやすいからか、コンサートでは初出しの割に初日から多くの人が一緒に踊ってたのが印象的です。特にサビの最後のメロディのところで、下の方で拳をつくって一回転させてから手を挙げていく振りがあるんですけど、会場全体が揃っていてすごく綺麗でした。この曲の後半は振りが定まってなくて、メンバーはそれぞれフリースタイル(肩を組んだり、手を左右に振ったり)で歌ってるんですけど、ここのメロディに入った瞬間、動きがピッタリ揃うのが見ていて気持ちいいくらいでした。

 なぜかオーラス直前の19回目の公演(静岡初日)から、ラスサビ前で岡田さんが健くんを肩に担ぎ上げる演出(?)が追加されました。「振り返ったら健くんが近くにいたから」っていう理由になってない理由が怖すぎるし、今更すぎる。担ぎ上げられた健くんがあまりにも無抵抗で、まるで悪さして捕まった子供みたいでかわいかったです(※健くんは38歳です)。健くんも「客席にお尻向けちゃったじゃん!ジャニーさんに怒られる!」とか何だかんだ言いながら楽しそうで(以下略)。

 

あいさつMC

 正直、あいさつMCの記憶とMCの記憶がごっちゃになってるので、あとで全部MCの方にまとめて書かせてください。すみません。

 確実に言えるのはイノッチの『イエ~イ!』っていう煽りの回数が日に日に増えていったのと、誰よりも大きい声で『よろしくお願いしま~す!』って言ってくれてた剛くんくらいです。

 

 

それでは、次に続きます。

V6 LIVE TOUR 2017『The ONES』感想レポート② - 夢と知りせば醒めざらましを

 

コスメにまったく興味がない女のコスメポーチの中身

 

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

もうすぐ社会人になるというのにコスメへの関心が中学生以下キサラギです。

今日はそんな私のコスメポーチの中身を紹介しま~す。いえ~い。

まじで何の学びも得られないブログなので、その点ご了承ください。

じゃあ何故書くかと言うと、コスメブログを読むのが好きだからです。 

自分とはかけ離れた世界のこと知るのって楽しくないですか?

だから逆に、コスメブログを書いてるような美意識高めの方に、私みたいな底辺女の生態をちょっと覗いてみてほしいなと思ってます。

というのと、メイクに対して不安を覚えている少女たちに「メイクができなくても大人にはなれるよ」という安心感を与えつつ、反面教師になれればいいなとも思ってます。

 

 

まず、ポーチの中身を見ていただく前に、私がいかにコスメに興味がないかを簡単に説明させてください。

・毎日同じメイクを施す

・メイクに15分以上取られたくない

・メイク≒歯磨きや洗顔

・コスメ≒歯ブラシや歯磨き粉=消耗品

・新品を買ったらなくなるまで使い続ける(⇔なくなるまで新しいのを買わない)

・荷物になるのも嫌なので最低限しか持たない

・ブランド<コスパ(ドンキ最強)

 

とまあ、だいたいこんな感じ。

メイクどうこう以前に、ただのズボラです。

面倒なことが大嫌いです。

 

では、ドン引きしていただいたところで、さらにドン引きしていただくべく、ポーチの中身をごらんください。

 

まずはポーチから。

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 めっちゃかわいくないですか?

あれ、よく見たらこの6人、どっかで見たことが・・・

そうなんです。

実はこれ、今年のV6のツアーグッズなんです~(盛大なステマ)。

中身もほら、かわいい。

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しかも中は汚れが落ちやすい素材なの、私みたいなガサツ女にはありがたすぎる。

これで1500円は買いです。

欲しくなってきた方がいるかどうかわかりませんが(いますように)、

9月30日、10月1日 北海きたえーる

10月6日~9日、17日、18日 横浜アリーナ

10月20日~22日 静岡エコパアリーナ

にて購入可能なのでぜひお買い求めください。

混んでなければ15分くらいで買えちゃいます。

私ももう1つか2つ買い足す予定なんで、ともに並びましょう(?)。

 

ポーチの宣伝はこのくらいにして、ここからが本番です。

準備はいいですか?行きますよ?

それでは、コスメに興味がない女のポーチの中身、とくとご覧あれ!

 

ファンデーション

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RIMMELのCCクリームです。

たしかドンキで下調べしてからメルカリで中古品を購入しました。

中古といっても「1回しか使ってません」みたいなやつです。さすがに。

定価1200~500円くらいのものが1回使われただけで400円で買えました。

1ヶ月くらい使ってますが、1回につき米粒大分くらいしか使わないので、まだ半分以上残ってます。

お察しの通り、ベースメイクなどはせず(めんどくさい)、これだけ。

就活中は一応ベースとファンデ分けてたんですけど、やっぱり途中で面倒になってきて、オールインワンに戻しました。

多分、普段からちゃんとメイクしてる人からしたらCCクリームオンリーなんて考えられないと思いますが、ズボラ女的には『塗った感』が出ればOKです(なにもかもが雑)。

 

 

ブラシ

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CCクリーム塗る時に使います。

ドンキで800円くらいで購入。

ドンキにしては高い方です(超低基準)。

あとから知ったんですけど、普通に薬局とかで買った方が安かった。

ドケチ女、痛恨のミス・・・。

でもサイズ感とか触りごこちとか気に入ってるんでいいんです(意地)。

「ファンデは筆で塗った方がいいよ」っていうのは、就活中のメイクセミナーで教わりました。

手やスポンジより塗りムラが少ないとか、そんな理由だったはず。

 

コンシーラー

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ドケチ女の味方、キャンメイクのスティックタイプのコンシーラーです。

生まれた時から目の下に深いクマがあるので、毎朝隠すのに必死です。

クマ以外にも、小鼻と唇の端にも塗ります。

就活セミナーで教わりました。

唇の端に塗ると、自然と口角が上がって見えるそうです。

400円くらいで買った割には1年近く持ってるのでリピート決定です。

社会人になってもキャンメ使うぞ!!(謎の宣言)

 

 

 眉ペン・アイライナー

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ここからがズボラ女の本領発揮です。

眉もアイラインもなんとこれ一本で描いてます。

正直、眉毛だけは自担(岡田准一)に負けないレベルの濃さなんで、最悪描かなくてもいいかなって感じなんですけど、やっぱりありのままだとムラがあるのと、元の毛の色があまりにも黒々しているので、少しでもぼかせればいいなと思って描いてる程度です。

アイライナーはもともとはちゃんとリキッドタイプのを使ってたんですけど、例の就活のセミナーでリキッドタイプはぼかせなくて描いた感が強すぎるのであまりよろしくない、みたいな話を聞いてペンシルタイプにしました。

最初は眉ペンとアイライナーを分けて使ってたんですけど、「なんか色似てるし分けない方が統一感が出るのでは?」とかいうズボラ女渾身の屁理屈を認めた結果、今に至ります。

余談ですが、アイライン引く作業は怖いし痛いし時間がかかるので苦痛です。

アイライン引いてる時が一番「女ってつらいな」って感じます(幸せ者)。

 

ビューラー

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1年ほど前に薬局で購入したもの。多分一番安かったやつ。

ていうか写真撮る時に初めて気づいたんですけど、だいぶ歪んでいる。

それまでまつげを上げるという工程を省いて生きていたんですが、『逃げ恥』でガッキーのまつげがあまりにも綺麗に上がってたので、「私もガッキーみたいになりたい」と思い立ってから、私のメイクに「まつげを上げる」「マスカラを塗る」という工程が加わりました。

ズボラ女に2工程も作業を増やすなんて革命です。

ズボラ女もガッキーの美の前には屈服するしかありませんでした。ガッキー強し。

まあ、私のズボラメイクにたった2工程ふやしただけでは、どうあがいてもガッキーにはなれなかったんですけど(当然)。

でもなんだかんだ、この2工程きらいじゃないです。

嫌いじゃないから今日まで続いているんだと思う。

ガッキーには程遠くても、自分なりにうまく上げられた日はそれなりに機嫌よかったりします(単純)。

先日、バイト先で中国人留学生のパンさん(めちゃくちゃ日本語が流暢)から『前から言いたかったんですけど、キサラギさんていつもまつげ綺麗に上がってますね』って言ってもらえたのもすごく嬉しかった。

メイクでほめられたことなんてなかったから思わず動揺して、「ソンナコトナイデスヨ・・・」ってなぜか私の方がカタコトになっちゃったんですけどね。

 

マスカラ

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マスカラはFASIOのロングタイプ(ブラウン)使ってます。

ノーブランドばかり使ってるから久しぶりにブランド名が出てきましたね。

とはいっても、これもドンキです。

たしか新宿東口のドンキで買ったんですけど、(新宿と言えば東南口にもドンキできたの最近知りました)圧倒的外国人観光客率

逆に日本人いなさ過ぎて(店員も外国人率高い)、コスメコーナーうろついてただけなのに「日本人の方ですか?○○ってどこにありますか?」とか「これって何色って書いてありますか?」とか質問攻めにあってちょっとした人気者気分が味わえました。ドンキ怖い。

しかも当時(半年くらい前)アジア圏の方にマスカラが流行ってたらしくて、マスカラ買いに行ったのに超品薄状態。

しかも私が探してたブラウン系ばかりがない。

私に助けを求めてきた中国人もブラウン系のマスカラ探してたりして。

だから本当は「カールタイプ」の「ブラウン系」を探してたんですけど、そもそもブラウン系がほとんどなかったので、「ロングタイプ」で妥協して買ったのがコレです。

「カールタイプ」を探してた理由が、例のセミナーで「マスカラは長時間カールを持続できるカールタイプにしましょう」と言われたのがきっかけだったんですけど(影響されすぎ)、なんだかんだロングタイプでもキープしてくれるので結果的には良かったなと。

ダマにもならないので結構気に入ってます。

 

リップ

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よく薬局とかで売ってる一番安い色つきリップとKATEのレッド系リップ。

なぜ2つあるのかというと、こないだV6のコンサートで仙台に行ったとき、家にメイク道具一式忘れてきたからでーーーす(ドアホ)。

さすがにこの私でも落ち込みましたよ。

年に数回あるかないかの貴重な現場くらいは気合い入れたかったのに・・・と。

ちょうど泊まったホテルの近くにドンキがあったので、そこで買いました(遠征先でもドンキ一択)

他の道具は一緒に行ったお友達が貸してくれたんですけど(しかも高級コスメ)、リップだけは申し訳なかったのと、どうせ元々使ってた方がもうすぐなくなりそうだったので、買っちゃいました。

ドンキにしては高めだったんですけど(600円くらい)寒くなってくると濃い色が恋しくなるタイプなのでたまにはいいかと思ってこれにしました。

でも結局あの日以来まだこっちには手出してないです。

あくまで古いものを使い切ることが優先なので。一途でしょ?(???)

ちなみに口紅とかグロスとかはベタベタするのが苦手なので持ってません。

例の就活セミナーでは「『紅を差す』という言葉もあるように、日本では古来から・・・なので口紅は女性のマナーです」とか熱弁されたんですけど、聞かなかったことにしました。

だって、口紅塗ってないからって落とす企業さすがにないでしょ。

仮にそれで落とされたとしても訴えたら勝てる自信しかない。

しかもそんなこと言っときながら、そのセミナーの最後に「今日は試供品のプレゼントがあります。是非皆さんもこれで就活を乗り越えてください」とか言って色つきリップ配ってくるの、さすがになめられすぎてて笑いました。

色味があまり好きじゃなかったので使ってませんけどね。

 

チーク・アイシャドウ

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SUGAOのクリームチーク赤です。

ちょっと前までセザンヌのチークを2年ほど使ってました。

定価400円くらいで2年もつって、コスパ最強すぎません?

でもさすがに2年間同じは飽きたので、しばらくはいいかな・・・(無理して使い切らなければいいだけの話)。

で、なぜコレにしたかというと、まず赤チークがほしかったから。

赤チークって意外とないんですよね(※あくまでドンキ基準)。

で、その数少ない赤チークの中でもなぜ特別安くもないSUGAOにしたかというと、決まってるじゃあないですか。

宮崎あおいちゃんがCMやってるから!!!(単純オブ単純)

あのCMのあおいちゃんめっっっっっっちゃかわいくないですか?

自担の彼女という贔屓目ぬきにしてもめっっっっっちゃかわいい(余計なお世話)。

というわけで、そんなハチャメチャにかわいいあおいちゃんみたいになりたいという一心だけで購入。

でも実際伸びが良くて、色も思ってた以上に赤なので、たまにはメディアに躍らされてみるのもありだなと思いました。

伸び良すぎて、1度に5mm大くらいしか使わないので、これもなんだかんだ長いお付き合いになりそうです。

そしてこれもチークとしてだけではなく、アイシャドウとしても活用してます。

クリームチークと言えば、リップとしても使えるのが売りですが、私は(ズボラのくせに)衛生面が気になるのでリップとは分けてます。

チークをアイシャドウとして使うというのは、実は嵐にしやがれ』にIKKOさんが出た時にやってたのを見てから真似するようになりました。

IKKOさんみたいな権威ある人が紹介してくれると、たとえズボラテクだとしても堂々と真似できるから本当にありがたいです。

あの日から私にはIKKOさんが女神に見えます。まぼろし~。

なので、今はアイシャドウは使ってません。

一時期3色くらい重ね塗りしてた時期もあったんですけど、手間のわりにあまり変化が感じられなかったのですぐにやめました。

 

二重のり

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一重女子の味方、アイトークです。

最近はコレを使わなくても二重の日の方が多くなってきたので必要な時だけ使ってます。

左右で二重幅が違う日とか、むくんで一重になってる日とか。

ちなみにこれは2代目です。

アイトーク様はいつ行ってもドンキで特割で(雑に)売られてるところが嬉しい。

安いと300円くらいで買えます。

二重のりに関しては、小学生くらいからテープタイプとかいろいろ試してきたんですが、大学に入ってから出会ったアイトーク様が今は一番しっくり来てます。

 

というわけで、以上がコスメに興味がない女のポーチの中身でした。

興味がないわりに無駄な話ばかりしてたせいで4000字を超えました。

ありがとうございます(?)。

ちなみに、上記のコスメをすべてポーチに入れるとこんな感じです。

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・・・スッカスカ。

中にはコスメポーチ2個持ちしてる友達もいるというのに・・・。

重さを量ってみたんですが、190gでした。

これと同じ重さだそうです。

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わかりづらい・・・。

でもいくら荷物を減らしたいからって、さすがに軽すぎるな・・・。

せめてスライドミラーくらいは持ち歩くようにしようかな。

 

ちなみに誰も興味ないと思うんですけど、

メイク時間の内訳としては、

ファンデ1~2分→コンシーラー30秒→眉毛(両眉)30秒→アイライン(両目)1分→ビューラー(両まつげ)1分→マスカラ(両まつげ)30秒→リップ5秒→チーク(両ほほ)1分→アイシャドウ(両まぶた)30秒

の計6~7分になるんですが、基本的にだらだらやってるのでなんだかんだで10分くらいかかります。

二重のりを使う日はさらに2~3分かかります。

それでも一般的な女性よりは遥かに短いかと思います。

そしてお察しの通り、めちゃくちゃ雑です。

朝からあまり神経使いたくないんですよね・・・。

よく見たら塗りムラだらけだし、左右非対称だし、日によって濃さが違うし、などなど。

本当に「これならギリギリ外を歩ける」程度しかやってないです。

これを言ってしまうと女というか人間失格だと思うんですけど、他人の目とか正直どうでもいいです。

他人の目なんかより私にとっては朝の時間の方が大事なだけです。

メイクする時間があるなら1分でも1秒でも長く寝ていたい。

全世界から「ブス」って罵られてもいいから寝かせてほしい。むしろ罵ってくれ。

最近はやりの何日間か色落ちしないティントリップってあるじゃないですか。

あれの顔全体バージョンがほしい。

ティントフェイス的な。

そしたら毎日メイクしなくて済むのになあっていつも考えてます。

資生堂さんあたり、ITに力入れてるみたいなので期待してます(まる投げ)。

 

 ・・・こんなこと言ってるから彼氏できないんだろうなあ。わかりみ。

でもやっぱり(一応)女としてはメイク上手な人を見ると素敵だなあって思いますし、メイクにこだわりを持ってる人を見ると女子力~!ってなります。

自分では絶対できないけど。

 

結局なにが言いたかったかと言うと、なんか最近世の中美容ブームだけど、女は女でも私みたいにブームに乗りきれない女もいるからよろしくねってことです。よろしくね。

 

V6の最新アルバム『The ONES』が気になっている人の背中を押すブログ

 

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

2年に1度のお祭り(※ツアー)期間にてテンションがおかしいキサラギです。

 

皆さんV6の最新アルバム『The ONES』買ってくれました?

え?買ってない?

 

.........ダメウーマン(/マン)!!!!!(雑)

 

迷わない。買うの。

 

...ってくらい推せる作品なので良かったらこの先読んでいってくださいお願いします。

 

 

というわけで今回皆さまにオススメしたい商品はこちらです。

 

 

The ONES(Blu-ray Disc付)(初回生産限定A盤)

The ONES(Blu-ray Disc付)(初回生産限定A盤)

 

 

(※↑余談ですがNO IMAGEじゃなくなってるの地味に感動してる...。)

今回のアルバムは、初回A盤(CD+MV15曲)、初回B盤(CD+特典映像)、通常盤の3形態があるのですが、圧倒的にオススメしたいのがこちらの初回A盤です。

そうです、MV15曲が最高なんです。

お気づきでしょうか、15曲ってことは全曲MV付きなんですよ。

マジかよ、V6。無茶したな、V6。(※公式宣伝コピー)

もうね、V6のことをよく知ってる人にも知らない人にも、世界中の人々の手に渡ればいいなって。

彼らの努力の対価はそれくらいじゃないと釣り合わないんじゃないかって。

V6ってそういうところあるんですよね。

採算が取れるかわからないくらい大胆なことやってのけてるのに、本人たち何食わぬ顔でヘラヘラしてるんですよね(ほめてる)。

もっと自分たちのこと大事にして?って思うと同時に、そういうところにメチャクチャに惹かれるんだなぁ。 

そんなV6に感銘を受けたのか、運営サイドもとても宣伝に気合いを入れてくれて、その流れを受け継いだファンもSNSなどで地道に呼びかけている光景を目にしました。

その結果がこちらです。

[V6が通算12作目アルバム首位!オリジナル盤では10年ぶり : スポーツ報知]

余計な一言が気にならないこともないですが、ありがたいことには変わりないです。

 

でも、まだまだもっともっと多くの人に届いてほしいし、誰が見ても「良い」と言わざるを得ないくらい傑作だという自信しかないので、まだ手に取られていない方の参考になれば(そしてあわよくば買っていただければ)と思って今エントリーを書いている所存でございます。

では、そろそろ日本語が不自由になってきたので本題に参ります。 

 

 

 

『The ONES』初回A盤のココがすごい!

 

①CD+DVD(MV15曲)にスペシャルムービーがついて¥4,860

...お得すぎません?しかもAmazonだとさらに¥1000ほどお得です(8月18日現在)。ピンと来ない方のために説明しますね。V6の場合、シングルの時には通常CD2曲とMV1曲がついて¥2,000するんですね。なのに!この『The ONES』は!その2.5倍以下のお値段で!15倍のMVがついてくる!!!しかも既存曲ばかりではなく、ちゃんと15曲中11曲が新曲...!!!しかもしかも今回Blu-rayも選べるんですけど、お値段変わりません!!!......ピンと来ました?逆に来ませんよね、わかります。しかもこれだけじゃないんですよ...。さらに追い打ちをかけるかのごとく、特設サイトでMVのメイキング映像が観れるシリアルコードまで付いてくる(※全形態共通)んですよ......。そして、この映像もまた30分超え.........。ホント意味わからないですよね。ここまできたらもう薄れちゃうんですけど、さらに事前予約購入者にはトートバッグがついてきました。TSUTAYAのレンタルバッグみたいな質のトートバッグが。トートバッグまで豪華だったらどうしようかと本気で心配していたので逆に安心しました。V6も人間なんだなと(?)。

 

②制作陣が全員天才

 以下、『The ONES』の楽曲制作に携わってくださった著名人の皆様です。

  • CHOKKAKUさん(『never』『Cloudy sky』編曲)
  • 石野卓球(電気グルーヴ)さん(『刹那的 Night』作詞・作曲)
  • TeamLabさん(『刹那的Night』美術・技術)
  • 串野真也さん(『刹那的Night』衣装デザイン)
  • 首藤康之さん(『刹那的Night』振り付け)
  • CMJKさん(『刹那的Night』編曲)
  • 浜野謙太(在日ファンク)さん(『SOUZO』作詞)
  • 秦基博さん(『Beautiful World』作詞・作曲など)
  • 秋元康さん(『Cloudy sky』作詞)
  • HIKARIさん(『Cloudy sky』作曲)
  • 大橋好規(大橋トリオ)さん(『ボク・空・キミ』作曲など)
  • ha-jさん(『COLORS』編曲)
  • 池田貴史(レキシ)さん(『レッツゴー6匹』作詞・作曲・編曲など)
  • THE CHARM PARKさん(『The one』作曲・編曲など)
  • 長場雄さん(『太陽と月のこどもたち』イラストなど)
  • 堀込高樹(KIRINJI)さん(通常盤収録『会って話を』作詞・作曲)
  • Micro(Def Tech)さん(通常盤収録『Get Naked』作詞)

 

ざっと私が知ってるだけでもこの超がつくほど豪華な面々。つまり『The ONES』は各分野の第一線で活躍されているクリエイターの方々の叡智の結晶と言っても過言ではありません。良質な音楽と良質な映像の連続なので、アイドルというコンテンツが苦手な方にも充分お楽しみいただけると、自信を持ってオススメできます。

 

③各メンバーが1人1曲プロデュース

『The ONES』は「それぞれの個性が集まった」 という意味通り、V6史上初のメンバー全員1人1曲プロデュースに挑戦しています。いやぁもう個性のぶつかり合いがすごいんですよ。大戦争ですよ。言うまでもなく全部いいんですけどね。V6ってね、全員センスがいいんですよ...(モンペ)。全員が全員、自分たちの魅力を最大限に引き出すために一生懸命工夫してくれたんだろうなって思うと、もうその事実だけで胸が苦しい...。1回り以上も年下の小娘にエモみを感じさせるオジサン達、冷静に考えてやばくないですか。

 

『The ONES』収録曲紹介 

 

1.never

1曲目は「これぞV6!」という感じのダンスで魅せつけてくるタイプの曲です。一応かなり重めの失恋ソングなんですけどね。相変わらずフォーメーションダンス厨にはたまらんってくらい動く動く。しかも男性も好きそうなカッコイイ振り付けです。これは私の勝手な解釈なんですけど、男性受けするモノって、たいてい女性にも受けません?つまり、人類受けする振り付けです(暴論)。もし「うちのペットにも受けてた」みたいな報告がありましたら即時に書き直しますのでお気軽にお申しつけくださいね。あとV6には坂長(坂本・長野)と剛健(森田・三宅)という2大シンメが存在するんですけど、このシンメ同士が(いつも以上に)絡まりすぎて渋滞起こしてます。事件です。この曲、本当に有能なんでアラームにもおすすめです。イントロでアラーム音が流れた後にV6自ら『Tick Tock』って言ってくれるんですけど、いつものアラームと比べて目覚めの良さが格段に違います(※当社比)。お試しあれ。ここからはただの私の深読みでしかないんですけど、前回のツアータイトルが『SINCE1995~FOREVER』だったんですね。つまりV6と私たちファンは永遠を契ったばかりなんですよ。なのにですよ?それからたった2年後のアルバムの1曲目に『never』ってタイトルの曲持ってくるって意味深すぎません?何を企んでるんだV6...。

 

2.刹那的Night

2曲目は我が自担、岡田准一プロデュース曲です。発売前のインタビューで『僕がやったのは人を集めただけです(笑)』みたいなことを言っていたので、どんなもんかと蓋を開けてみたら、作詞・作曲が電気グルーヴ石野卓球さん、演出にチームラボさんなど最強の布陣をそろえてきました。あと『人を集めただけです(笑)』は大嘘でした。最初から最後までTHE・岡田准一ワールド。自担、そういうところある。でも嫌いじゃない。この曲は一言で言うと、各クリエイターの本気とV6の本気が真正面からぶつかり合ってできたビッグバンです。V6なんか本気すぎて丸裸(※概念)にされてます。流行りのマネキンチャレンジなんかも取り入れて、若者視点も忘れてない感じもベリーグッドです。石野卓球さんが本気で生み出した、神経に直接訴えかけてくるメロディは、一度聞いたらしばらく頭から離れませんので、くれぐれも中毒にならないようにお気をつけください。

 

3.SOUZO

こちらが7月中旬の気になるエンタメニュースランキングで1位を獲得した、渡辺直美とのコラボMVが話題のあの曲です。V6が一番似合うシチュエーション、クラブハウスでV6が一番似合う衣装、黒スーツを着て、V6が一番似合うマイク、スタンドマイクの前でリズムに合わせて身体を揺らしながら歌うV6...。キサラギ、コノ曲、イチバンスキ。なんていうか、かなり雑に説明すると、大人アイドルの模範例って感じです。ジャニオタの皆さんになら、絶対に「我軍の理想の将来像」と思っていただけるはずです。多分、きっと、そう。ほんと直美を含めて全員がGJなんですけど、あえてフィーチャーさせていただきたいのが、長野ロイヤル博です。この曲の長野ロイヤル博、44歳のくせに(ひどい)平気で上目遣いとかしてきて、あざとさMAXでお送りしてくるんですよ...。さすがV6で2番目にかわいい男(by岡田准一)...。あとマイク使いがどちゃくそエロい。長野博ウルトラマンというイメージから抜け出せない方にこそ、ぜひ見てもらいたいです。ゼぺリオン光線の代わりに今は色気を(自然)放出し、ファンを次から次へとイチコロにしています。まだまだ見どころは沢山あるのですが、全部紹介してるとキリがないので、どうしても見てほしいポイントをあと2つほど紹介させてください。『She's coming』って言いながら指先をひらつかせる(石原軍団並の貫禄がある)トニセンおじさんのアブナさと、37歳にして『かわいい』という概念を習得した森田剛によるワカチコワカチコ(激レア)です。

               

4.Beautiful World

こちらは約1年前(ざっくり)に発売された46枚目のシングル曲です。作詞・作曲がイノッチのお友だちの秦基博さんということで話題になりました。3曲目までの闇とか悪っぽい属性のV6とは打って変わって、こちらは清廉潔白まっちろちろなV6です。雰囲気の違いもそうなんですけど、1年前のMVということでメンバーの容姿の変化も楽しめます。特にカミセン、特に森田剛岡田准一の変化は必見です。逆にトニセンの安定感はもはや神業の領域。V6ってクールな曲でも爽やかな曲でもワチャワチャせずにいられないんだなってことをご理解いただければ幸いです。白がここまで似合うアラフォーもなかなか珍しいと思うので、その辺にもぜひ注目していただきたいです。

 

5.Cloudy sky

こちらは秋元康大先生が作詞された超王道アイドルソングです。48グループ好きの皆様にオススメです。絶対V6に提供してなかったら48グループが歌ってたでしょってくらい秋元ワールド(当然)。V6にはデビュー曲の『MUSIC FOR THE PEOPLE』以来、22年ぶりの提供ということですが、さすがV6の良さをわかっていらっしゃる。個人的には曲調とか詞の雰囲気とかが『HONEY BEAT』に似てるなと思ってます。映像のコンセプトがいまいち謎(超能力使ったり、唐突に宇宙空間っぽいところに飛び込んだりする)なので、あまり深いことは言えないんですけど、とりあえず沖縄っていいなと思えるMVです。ロケーションがめちゃくちゃに良い。あと、「風を感じすぎて翼が生えてきそうな坂本昌行」を私と一緒に愛でてくれるお仲間を募集しています。

 

6.DOMINO

このアルバムの中で唯一、ビジュアルを放棄したアーティスティックな作品です。考えるよりも感じるタイプのMVです。凡人にはよくわからないけど、多分なんかすごい時間と手間がかかってそうなCGの使い方をしているんだと思います。Simple is best.(語彙力の限界)

 

7.Round & Round

長野博プロデュースのなんか世界観がすごい曲です。ヴァーチャルリアリティ(仮想現実)とリアル(現実)の融合がテーマだそうですが、そう言われてみるとしっくりくるような、こないような曲です。言わんとしてることはわかる、みたいな。未体験の世界なのでよく分からないというのが正直な感想です。SF映画の予告を観ているような気分に近いかもしれない。※個人の感想です。V6、時代の先に行きすぎて、ファンは時々置いてけぼりにされます。長野くんがどこまでプロデュースしているのか把握していないのですが、衣装がいかにも長野博セレクトって感じで好きです(違っていたらごめんなさい)。坂本くんに自分と同じパーカーonジャケットスタイルを施してるあたりが抜け目ない。坂本くん以外の全員も、いかにも長野くんが着てそうな衣装を身にまとっているところがなんとも良いです。個人的に剛健の声がよく似合う曲だなと思いました。

 

8.Remember your love

こちらは三宅健プロデュースの大人の失恋ソングです。V6、25分ぶりにフラレてます。『never』はヤケ起こして踊り狂ってる感じの失恋ソング(絶対ちがう)だとしたら、こっちはしんみり感傷に浸る系の失恋ソングです。踊らないでひたすら佇んでいるか閉じこもっています。『女性の琴線に触れられる楽曲になればいいなと思い歌詞にこだわった』(by三宅)、SNSで簡単にお別れとかそういうのじゃない、えぐられる何か、痛みに対して失恋ってそうでなきゃいけない』(by井ノ原)など各メンバーの熱い想いを感じられる曲です。サビが美しすぎるマジで感動級』っていう自分でも引くくらい頭の悪いメモが残ってたんですけど、ホントこの一言に尽きる...。男性のファルセット大好きマンの皆様おめでとうございます、大勝利です(固い握手をかわす絵文字)。さすがセルフプロデュースの天才こと三宅健さま。演出も平均年齢40歳超にもかかわらず、まさかの顔面接写に挑戦してくるあたり、普段から自分を美しく魅せる研究をされている三宅先生ならではという感じです。ていうか冷静に考えて接写に耐えられるアラフォーたち、すごくないですか。特に三宅健なんて毛穴見つける方が大変なんですよ。(『加工云々』というマジレスは受けつけておりません。)38年も生きてるはずなのに。さすが岡田准一に『奇跡のおじさん』と言わしめただけある。長くなってしまったので最後に一言だけ。衝撃のラストをお見逃しなく。

 

9.Answer

こちらは坂本昌行プロデュース曲で、WOWOWのサッカー番組のイメージソングにも使われています。この辺の話も勉強不足で申し訳ないんですけど、番組タイトルに'17-'18と入っているので、来年まで使われるのかな?すみません、後で調べておきます(定型文)。この曲のMVは坂本昌行ことマサが『熱いメッセージをシャウトしてるV6もかっこいいんじゃないか』と思ってつくられたそうなんですけど、これがもう大正解。100点あげちゃう。前半とかもうほぼほぼシルエットしか見えないし、後半もせいぜい白か黒くらいの色分けしかされてないんですけど、物足りなさが皆無。かっこいい人たちって、色のない世界でもちゃんと映えるんだなって、人間の不平等さを軽く恨みたくなるレベルです。繊細なところを見せつけてきた直後にワイルドで男くさい部分見せてくるの反則(最高)じゃない?この男くささにマサらしさを感じます。あとこれは絶対に言っておかなければいけないのですが、喉仏フェチの方は必見です。余談ですが、唯一サビの部分だけ、それぞれの顔がメンバーカラーで照らされるんですけど、緑色に照らされたイノッチを見た友人が『ピッコロ』と言って以来、私にはもうそれにしか見えません。イノッチ、ごめんやで。

 

10.Can't Get Enough

こちらは3月に発売されたばかりのシングル曲です。ちなみに3月17日放送のMステでタモリさんと弘中アナに『英語でwwwファルセットwww』と散々煽られた曲でもあります。タモリさんと弘中アナには笑われてしまったんですけど(根に持つタイプのオタク)、ファンだけでなく他アーティストのファンの方々からも『かっこいい』と言っていただくなど、内外問わず評価の高い名曲です。発売週にかなり力を入れて宣伝していたので、どこかで曲を聴いてくださった方もそれなりに居らっしゃるのではないかと思うんですけど、欲を言えばMVも見てほしいです。このMVでは物理的に強そうなV6が見られます。『俺に触れたら火傷するぜ?』みたいな雰囲気を漂わせてくるV6が。特に森田剛が。でも意外と歌詞が女々しくて、そのバランスがまた絶妙。個人的に、この曲が一番、音楽も振りも歌割りも衣装もどこを取っても完璧だなって思ってます。手っ取り早く今のV6の良さを知りたいという方には、まずはこの曲だけでも聴いてみていただければ充分伝わるはずだと信じています。

 

11.ボク・空・キミ

こちらは森田剛プロデュース曲で、大橋トリオさんが作曲を担当されました。歌詞と音楽がこれでもかというくらいマッチしていて、後半につれてジワジワと心の深いところに広がっていくような感覚が味わえます。油断していると勝手に涙が出てきます。MVは端的にいうと、森田剛主演のミニドラマです。これはもう是非メイキングと合わせて観てほしい...。メイキングを観る前と後だと、また曲の印象が変わってくるので2度おいしいです。このMV、1つだけ不可解なところがあって、剛くん以外の5人がなぜか上裸(風)なんですよね。観る人によって捉え方が異なりそうなので皆様のご感想お待ちしています。

 

12.COLORS

こちら、5月に発売されたばかりの最新シングル曲です。去年は6月にシングルを1曲出しただけだったのに、今年は3月に出したと思ったら2ヶ月足らずで2曲目を出してきました。そして8月にアルバム発売。なぜか20周年の時より供給が多い22周年。何か起こりそうなヨ・カ・ン。そんなことはさておき、2曲連続で泣かせに来てます。歌詞とメロディが染みるのはもちろんなんですけど、その上このMVが撮影された場所が今はなき(※改装中)V6の聖地、代々木第一体育館なんですよ。エッモ。エモすぎて耳キーンなるわ(?)。あんまり言葉で説明してしまうとエモさが薄れてしまいそうなので簡単に見どころを説明させてください。舞台美術へのこだわりと長野博の乱れ髪をとくとご覧あれ。

 

13.レッツゴー6匹

こちらは井ノ原快彦プロデュース、作詞・作曲・編曲などを今話題のレキシさんが手がけられた曲です。もうあと3曲か~。って油断してたところになんかすごいアクの強い組み合わせ来ちゃった感。ファンの間ではタイトルが発表された時点で「絶対イノッチじゃん」と即バレしていたのですが、まさかあのレキシさんまでこのおフザケに参戦していたとは。曲は確かトニセンのラジオで初お披露目だったんですけど、普通に、というかめちゃくちゃいい曲で、いい意味で期待を裏切られました。そしてアルバム発売と同時にMVがファンの手に渡り、死亡者を多数生み出してしまった、とんだ無差別殺人ソングです。イノッチの指揮で6人で音程を取るところから始まり(すでに最高)、最近のV6には珍しく(イノッチ曰く10年ぶりに)最初から最後までユニゾンの楽しい曲です。歌詞の中にこれまで出してきたシングル曲のタイトルが隠れていたりだとか、それに合わせてMVにも過去のシングル曲にまつわるイラストが隠れていたりだとか、そういう遊び心がなんともイノッチ&レキシさんらしいな~という感じです。しかもMVの所々に、イノッチが自分のスマホで撮影したメンバーの動画を織り交ぜてくるという芸の細かさ。さすがV6ファン代表、井ノ原快彦選手。お察しの通り、目が足りなくて悩ましいやつです。かれこれ10回近く再生しているのですが、いまだに新しい発見に出会えます。それくらい内容が濃すぎるMVになっています。これは冗談なんですけど、このままV6が解散してもおかしくないんじゃないかってくらい完成度が高い。V6というアニメのエンディングを見せられているような気分になれます。とても愉快な音楽と映像なんですけどね、なぜか泣けてくるのが不思議。『キミと行けるかな』って歌詞があるんですけど、明らかにキミ=ファンなんですよ。このファンを置いていかない感じ、たまらなく好きだなあって。たまに意図せず置いていかれるんですけどね。

 

14.The one

このMVは上記13曲の総集編のような編集になっているんですけど、まとまりが良すぎて本当にこのまま解散してしまうんじゃないかと不安になるほどです。でもそれは杞憂だと吹き飛ばせるくらいに歌詞が希望に満ちあふれていて素敵な曲です。CDだとこの曲が最後なんですけどね、そんな最後の曲の最後の歌詞が『Be together We are the one』なんですよ。安心と信頼のV6...。控えめに言ってこのアルバム最高すぎませんか。『never』ってタイトルで始まったくせに...嘘つき......。

 

15.太陽と月のこどもたち

CD収録曲数よりなぜかMVの曲数の方が多いという謎現象。お得感が尋常じゃない。この曲も実はCOLORSと両A面でシングル曲として発売されたものです。しかもその時とはまた違うMVなんですよ。意味わからなくないですか。まだシングルで発売されて3ヶ月しか経ってないのに、なぜかMV刷新されてるんですよ。意味わからなくないですか(2回目)。しかもこれが全編、長場雄さんのイラストなんです。かわいい~癒される~ずっと観ていられる~~~。イラストも歌詞も歌声も全部あたたかい。やさしさに溢れた世界。思春期を経験した人は絶対初見で泣くし、2回目はもっと泣くし、3回目は...(エンドレスリピート)。大人になればなるほど泣ける曲だと思います。子どもが産まれたら聴かせたい曲ランキング暫定1位です。この曲を聴いて育った子どもは絶対いい子になるし、わが子にお遊戯会なんかでこの曲を歌われた日には涙腺が決壊する。間違いない。この曲、NHKの『みんなのうた』で確か2ヶ月くらい流れていたんですけど、たくさんの子どもたちが聴いてくれていたらいいなって思います。私も子どもの時に散々『WAになっておどろう』を聴かされて、今ではこうして立派なV6ファンになりました(?)。

 

総括

はい、というわけで長くなってしまいましたが、これが今私が紹介できる『The ONES』初回A盤のすべてです。MV15曲で60分以上あります。てことは撮影はその何十倍も時間かかってるはずなんですよ。いやほんと改めて何してんのV6(※ほめ言葉)。ファンなんて与えられたものは何でも喜ぶように調教されているというのに。きっとそれはV6もわかってるはずなんですよ。それでも中途半端なことはできないというプライドの高さが本当に本当にかっこいい大人たちだなって思います。歳を重ねてくると求められることのハードルが高くなる一方で、前進することってすごく難しいことだと思うんですよね。だけどV6の場合、若い人たちでも躊躇ってしまうような未体験の分野に足を踏み入れて、どんなハードルも軽々と飛び越えてしまうんですよ。しかも、「軽々と飛び越える」の裏側では血の滲むような努力をしているはずなんですけど、全然見せてくれないところがズルい。V6を好きになってから、歳を重ねるって素敵なことだなと思えるようになりました。高みを目指している限り、いくつになっても不可能なんてないんだということを、いつもV6が体当たりで教えてくれるからです。私からするとV6って、とても信頼できる大人たちなんです。様々な経験をしてきた分だけ「良い」と「悪い」の判断基準が明確で、その選び抜いた「良い」ものだけを私たちに見せてくれるんです。だからV6って、いつも「今」が一番かっこいいんです。『The ONES』はそんなV6の「今」を存分に感じられる内容となっていますので、ぜひ皆さま、買ってください...!40代の坂本昌行を堪能できるオリジナルアルバムはこれがラストかも知れないので、そこんところもどうか一つ宜しくお願い致します。

 

 

The ONES(Blu-ray Disc付)(初回生産限定A盤)

The ONES(Blu-ray Disc付)(初回生産限定A盤)

 

 

ちなみにアフェリエイトの登録等、一切していませんので安心してポチっていただければと思います。そもそもAmazonの会員ですらないので、どうぞご安心を。本当にただただ、このアルバムの良さを少しでも多くの方に知っていただきたいがために書いただけなんです。『行列~』で言うところのアンジャッシュ渡部と同じ役割だと思ってください。