V6界隈に嵐が巻き起こった7月2日


2015年7月2日。この日は日付が変わった瞬間からV6界隈は大きな盛り上がりを見せていた。メンバーの一人、V6で一番かわいい(岡田氏談)三宅健の誕生日だったからである。一日中TwitterのTLはおめでとうで埋め尽くされていた。またこの日は数週間前に発表され、ファンが心待ちにしていた特別番組もといVS嵐のOA日でもあったため、TLにはおめでとう楽しみが入り混じっていた。この日は木曜日だった。木曜日は毎週御茶ノ水にある本キャンパスで授業を受けている私は4限目の授業を終えたあと、『VS嵐』の放送時間まで余裕があったので総武線各停に乗り一駅先の秋葉原で下車した。私はV6のメンバーの誰かの誕生日当日、もしくは翌日には必ず秋葉原を訪れる。ヨドバシカメラ7階にあるTOWERRECORDmini様が毎回素晴らしい企画を用意して待ってくれているからだ。今回も素晴らしかった。


愛しか感じない。ちなみにもう次の企画の準備も始まっていた。


幸福感に浸っていたらいつの間にか17:30を過ぎていた。秋葉原から我が家まで約1時間。『VS嵐』は19:00から始まる。やばい。帰りたくない気持ちにムチを打って帰路を急いだ。結局家に着いたのは18:45頃だった。ギリギリセーフ。化粧を落としたり靴下を脱いでからテレビの前で待ち構えた。この時既に当落確認が始まっていたことも、この後起こる悲劇も、当時の私は知る由もなかった。

19:00 『VS嵐』スタート


「(敵チームの嵐+今田さんに)テレビで見てるみたいに『頑張れ~』って言っちゃった!」ながのくんも、待機席で隣のさかもとくんと談笑するながのくんも、定点カメラに上から撮られるながのくんも全部全部かわいすぎた。こんなかわいいのに巨大馬の脳みそ食べたとかサラッと言ってくるのほんと心臓に悪い。


「なんでも俺に聞いてくれ!」のけんくんの言い方がドンピシャすぎて。こんな可愛いセリフを言わせるごうくん罪深い…(濡れ衣)。


この辺りでメール事務局から当落確認のお知らせが届く。テレビ画面に釘付けだった私はTLの様子の異変に気付き、事態を把握する。


最後のアトラクションを残し、負けを確信した。ダサシックスかもんげっとれでぃ。けれどただじゃ終わらせないのが我らがV6。ニノいわく異常な点数をたたき出して最後の最後で嵐チームに大差をつけたV6チーム。


ダサシックス見たかったあまり不満気な口調。そうだった。V6サッカー強いの忘れてた。

そんなこんなで勝って嬉しいけどダサシックスも見たかったというもやもやとした気持ちを残して終わったV6VS嵐。この後のBABA嵐というコーナーに番宣でごうくんが出てたのものの、あっさり勝ってしまったので見るものがなくなってしまった私はようやくしばらく放置してた当落確認に取り掛かる。ここからが悲劇の始まりだった。先人たちからある程度話を聞いていたので覚悟はしていた。いざやってみてここまで繋がらないものかと思った。


まだ草はやしてる余裕のある私。


かけ始めて1時間もしないうちに1度目が繋がる。しかし仕組みをよく理解して無かった私は1公演の結果のみ聞いて切ってしまうという失態。


申し込んだ公演の数だけ繋げなきゃいけないと思い込んでた私。この後友達に教えてもらって本当に良かった本当に…。


最初に繋がってから40分後、再び繋がるも会員番号を打ち間違えるという初歩的ミス。まあどうせすぐまた繋がるっしょとか思ってた自分を殴りたい。




すぐに3度目が繋がると思っていたのになかなか繋がらなかったためか、アナウンスの声をBBAと呼び、イライラし始める。


スマホがカスすぎて使えないため、ずっと家電からかけてたのだが、ずっと画面で遊んでたパンダが突然寝落ち、寝たくて仕方ない私は八つ当たりを始める。


怒りの矛先を失いついに自分に当たり出す。




イライラしてた割に我ながら的確な例えだったと思う。


スピーカー機能を使ってた為なかなかうるさかったのか、お母さんもイライラしてくる。この頃になると電子音の聞きすぎとイライラで頭痛がしはじめる。


不安からか被害妄想をはじめる。たくさんの「私もです」というリプに励まされました。ありがとうございました。



非現実的なことを口走るようになる。


このツイートを見た友達が手伝うよと言ってくれて嬉しいのと巻き込んで申し訳ないのとで感情迷子でなぜか泣けてくる。


疲労が限界に達し、あの名作の感動シーンをパロり出す。


日付が変わり、共に頑張っていた仲間が続々と断念していくのを見送り、謎の責任感を抱き始める。




1万は大げさなのはまだしも4時間足らずで1000回ってどんな計算だよ…。


そうとでも思わないとやってられなくなってる。


他人からすると勝手にしろよって話。



怒りを爆発させた挙句、妖怪への責任転嫁を試みる。


誰も興味無いカウントダウンが始まる。


TLに流れてきた『0570-000-058であってるよね?』というツイートに目を疑った。2度目の電話を終えてから私はずっと0570-000-0585にかけていた。死にたい。なぜ間違えたのかを説明すると長くなるが、時間のある方は是非目を通していただきたい。同じ目に合わないためにも。ナビダイヤルに繋げたことがある方はご存知だと思うが、アナウンスの指示の通りボタンキーを打っていかなければならない。この場合最初の指示が、「抽選番号を確認したいアーティストの、ファンクラブ番号と最後に#を入力してください」だった。V6の番号は5。ここで打った数字は通話画面に表示されている0570-000-058に続いて表示される。つまり0570-000-0585#となる。このあと指示に答えるたびに番号が連続していき、長くなる。私はこの後の会員番号を打ち間違えて泣く泣く切る羽目になったのだが、このあとリダイヤルを押してしまうと0570-000-0585#・・・と電話番号以外の数字も繰り返され、正しい電話番号にかからない。そのためもう一度電話番号を打ち直す必要があるのだがどうやら私はここで間違えたらしい。ちゃんと正しい番号を見て打ち直せばよかったものの、横着をした私がバカだった。正しい電話番号にV6のファンクラブ番号である5を余計に付けてしまったのである。そしてそのままリダイアルの嵐に入ったため、気付くわけもなく。ようやく気付いた頃には受付終了5分前。泣いた。


結局残り5分間正しい電話番号にかけ続けたものの繋がるわけもなく。唯一の救いは正しい電話番号にかけ続けたにも関わらず最後まで繋がらなかった人がそれなりにいたことだった。彼らとは今でも健闘をたたえて泣きながら肩を抱き合いたいと思っている。


私のオタ人生の中でベスト3に入るレベルに辛いと思った。


上記の数々の怒りをあらわにしたツイートを見たフォロワーの皆様がずっと暖かい声援を投げかけてくれていた。なのに本当に許されないミスをしてしまった。フォロワー様から『メールに記載されていた電話番号から直接電話かければよかったのに』との指摘をいただきましたが、もう一度言います。スマホがカスなんです。スマホから電話かけようとすると強制終了したと思ったら20分後くらいになぜか勝手に繋がるんです。その経験をしてから恐ろしくて電話使ってません(携帯電話#とは)。せめてちゃんと正しい電話番号確認すればよかったのに、と思われる方いらっしゃると思いますが、ごもっとも。一つ言わせていただくとすると、スマホがカスなんです(3回目)。いちいち動作が鈍いのでメール1つ開くのも調子悪いと
数分かかります。ただでさえ電話が繋がらなくてイライラしてた私にはさらにイライラを増やす勇気はありませんでした。


必死の弁解が見てて痛すぎる。


結局結果が全部わかったのは翌日の朝。6:00台でも何回かかけてようやく繋がったくらいには混雑してた。8公演中1公演しか当たらなかったのは予想外すぎるけどTL見てるとだいたい皆そんな感じで。とりあえず神様に試練を与えてくれてありがとうございました、と。これからも報いがあるならどんな試練にも耐えられますのでよろしくお願いしますとドMを誓う。


一連の騒ぎが収拾し、また日常が始まった…。(完)



というわけで人生で初めて当落確認を経験させていただいたのだが(正確にはトニセン主演舞台『ON THE TOWN』の時にしているが全く混みあっていなかったのでノーカウント)、出来ればもう二度とあんな思いしたくない。もう何度もこんな苦痛を味わっている諸先輩方を心から尊敬する。一部ジャニオタの皆様がコンサートの度にこんな大変な思いをしていただなんて少し前までの私は知りもしなかった。むしろ初めての当落確認に少しワクワクしていたくらいだ。これで私も晴れてジャニオタの仲間入りだ、くらいに思っていた。けれどナビダイヤルのお姉さんは私をそう簡単にはジャニオタに入れてくれなかった。私はジャニオタの門をくぐるためにお姉さんから洗礼を受けるハメになった。お姉さんは私に諦めない強さを教えてくれた。お姉さんのおかげでジャニオタとして一回り大きくなれた気がする。お姉さんからの洗礼を受けた私を、先輩方は受け入れてくれるだろうか……………。戯言はこの辺でさておき、初めての当落確認を通して学んだことがある。まず、電話は最後まで聞くこと。最初からこれをやっていたら消費時間がかなり違ってきたはずだ。次に、番号は正確に打ち込むこと。間違えてしまったらやり直しが聞かない上に様々な問題が生じることがよくわかった。そしてスマホを買い替えること。今回の騒動の中でいかに使えないかを改めて思い知った。スマホがまともだったらここまで大きなことにはなっていなかったかもしれない。最後に、神を信じること。なんか宣教師みたいなことを言っているがそんなつもりはない。そもそも特定の宗派に属していない。幸い日本は多神教の文化で、昔からそこら中に神が宿っているらしい。私はいざという時は都合よく神様を頼る。今回も繋がらないことにイライラしながらも「神様、こんなに辛い思いをさせてくださるってことはそういうことですよね?」と都合よく神様を頼った。そして当選がわかった時、「信じてましたよ神様~。あざーす!」と都合よく感謝を述べた。神頼みほど手軽で有効でポジティブになれるものはない。こんなことばかり言ってるとバチが当たりそうだが、今日も私は神様からご寵愛を受けるためになにか良い事をしては「神様見てるー?!」と心の中で、jr時代の吾郎ちゃん並に両手をブンブン振り回して全力アピールするつもりだ。