夢と知りせば醒めざらましを

楽しいこと全部、私のもの

今年もひらパーのカモ宣言

先日、ひらパーことひらかたパークの年間入園者数(2014年3月1日~2015年3月1日)が目標としていた100万人を無事突破し、岡田准一が園長を延長することが決まった。園長延長と同時に、新改革や新グッズの発売が発表されたりとまたひらパーに大きな動きがあったので某番組風に紹介していきたい。

100万分の2になれなかった問題

ひらパーの年間入園者数は最終的に104万7246人(速報値)であったとのことである。公式サイト(☞園長ミッション報告書(園長、延長。) | ひらかたパーク )によると、前年度の年間入園者数は95万954人である。計算上では延べ9万6292人岡田准一ひらパーの園長を続投させるためにひらパーへ足を運んだことになる。私もそのうちの2人になれたことを嬉しく思っていたのもつかの間、知りたくなかった事実を目の当たりにする。入園者数が100万人を突破したのは2月11日(水)であったらしい。私達が2回目のひらパーを訪れたのは2月19日(木)のことである。以前にも書いたが私達は100万人ミッションのために時間と金を費やしひらパーへ行った。しかし実際、ミッションは私達が訪れる1週間も前に終わっていた。完全に煽られた。ひらパーにしてみたらいいカモでしかない。往復約20時間かけて0泊3日でひらパーのためだけに大阪を訪れた私達は、結果的にただのめっちゃひらパー好きな関東人で終わった。しかしそんなことはもうどうでもいい。とりあえず100万人突破して本当に良かった。私たちが訪れた日は2月の平日ということもあったが、それにしても人がいなさすぎたので少し心配していた。退屈な時間永遠に0どころかマイナスと言ってもいいほどであった。

今年も早速園長ファン(以下、ファン)を煽りに来ている問題

ひらパーは今年1年はミッションを課さず、園長、延長。ありがとうイヤーと銘打って様々な新改革を提供していくらしい。早速8日から始まっているのがおまライドである。おまライドとは、対象の絶叫系アトラクションに乗って「おま!」と叫ぶことができたら乗車記念としておまのど飴がもらえるというものである。これを知ってTwitter上ではおまライド乗りたいという反応よりもおまのど飴ほしいといった反応が多く見られた。しかし冷静に考えて欲しい。のど飴とは本来、喉が痛むから舐めるものであって、のど飴が欲しいから喉を痛めるというのは本末転倒である。ミッションが終わったというのにファン達はまたひらパーに飲み込まれかけている。おま。飴と書かれた袋に入っているだけで中身はきっとただの飴である。飴の原価なんてたかが知れている。去年貢いだ分の元をとろうものならものなら数千回、人によっては数万回は「おま!」と叫ばなければならない。ありがとうイヤーとか言っておいて結局今年もファンを金づるにするつもりである。去年ひらパーに貢いだ経験からそんなことは充分わかっているつもりだ。わかってはいるが私もおまのど飴ほしい。

グッズでまた一儲けしようとしている問題

先日発表された新グッズが園長の延長コードである。前回のわいでおマフラーは名前がふざけていたが、今回は発想がふざけている。ひらパーはどうやら園長、延長。というダジャレがかなり気に入っているらしく、新CMや新ポスターのコピーにも使われている。すでに目にしている方も多いと思うが、一応形状について簡単に説明すると、一般的な延長コードに園長と書かれたフタのようなものがついているだけである。ちなみにパッケージに園長の全身がプリントされており、ちょうど延長コードを着ているように見える。フォルムだけで言うとベイマックスに近い。ちなみに新ポスターでも彼はこの姿をお披露目している。気になる方はぜひこちらからご覧いただきたい(☞ 新園長のオススメ! 超ひらパー兄さんグッズ | ひらかたパーク) 。この園長の延長コードは4月下旬に数量限定で発売されるらしい。4月下旬といえば、去年兄さんマスクが発売されたのもちょうどこの時期であった。そしてGWにはもう入荷待ち状態だった。兄さんマスクはその後も入荷を続け、今ではいつ行っても手に入るくらいには落ち着いたが、今回の園長コードは数量限定ということである。去年の傾向で行くとGWにはもう手に入らない可能性が大いにある。ひらパーは確実に学習している。去年バカ売れした兄さんマスクと発売時期を被らせることで去年と同様、もしくはそれ以上の売上と動員を狙っている。4月下旬というのはすぐ目の前にGWが控えており、府外からの客を誘き寄せるのに絶好の時期である。さらに数量限定というワードが追い討ちをかける。ファンが放っておくわけがない。また今年のGWも全国各地からファン達が遠くはるばるひらパーを訪れるに違いない。ひらパーは去年1年間のミッションを通してミッションなしでもファンを導入する術を身につけたのである。そう考えると去年1年間のミッションというのはいかにすればより多くの客もといファンを効率よく取り込めるかというある種の実験であったとも捉えられる。この推測が正しければ、私達はいいカモであっただけでなく、知らぬ間にいいモルモットにもされていたのである。ひらパーはどこまでもファンを利用する。きっと私達ファンは今年も、ひらパーのあらゆる戦法にまんまと引っかかる。ひらパー岡田准一を手放さない限り、これはどうしようもないことである。岡田准一に惚れた弱みだ。ひらパー岡田准一を巧みに利用すればするほど、ファンがひらパーに利用される。今年もひらパーに売られた喧嘩をとことん買い占めていくことをここに誓いたい。

今後1年間の入園者数が気になる問題

今年はミッションを課さないということで多くのファンが去年1年間背負っていた義務のようなものから解放されホッとしたはずである。しかし先述したように、ひらパーは100万人ミッションで学んだ集客術を活用し、今年もたくさんの戦略を企てようとしている。つまりミッションがあるかないかの差だけで、園長もとい岡田准一を利用してファンを取り込もうとしていることには去年と何ら変わりない。Twitter上では年間入園者数が100万人を超え、無事ミッションを達成したという知らせを受けたファン達がまた行かなきゃであったり、今年こそ行かなきゃなどと呟いている。もうミッションは終わったというのに懲りずに去年行った人も行けなかった人もこぞって行かなきゃと言っているのである。しかも圧倒的に今年こそ派の方が多い。比率でいうと7:3くらいである。去年1年間で延べ9万6292人ものファンがひらパーに出向いたというのにまだまだ行けていない人がたくさんいるのである。去年の時点で(計算上は)入園者の約1割がファンであったというのに今年はさらに増える見込みだ。このまま行くと年々ひらパーの入園者全体におけるファン濃度は増加していき、近い将来まるで岡田准一パークと言った方が妥当なのではないかと思えるほど園内がファンであふれることになりそうである。原因となっている私が言うのも皮肉だが、そうならないためにも岡田准一人気に頼りすぎた宣伝は控えるべきである。なにはともあれ今年も去年を上回る入園者数が期待できそうだ。

わいでおマフラー問題

前回ひらパーについて書いた記事(☞ひらパーに煽られ続けた1年を振り返る - 夢と知りせば覚めざらましを)の中で、ゲームコーナーのお兄さんに「こないだ岡田さんがマフラー付けてましたよ」と言われたがこのお兄さんは大学生の私たち相手に数百円を巻き上げたので信用ならないという話をした。結果、今回の新CM、新ポスター、公式サイトのどこを探してもマフラーを付けた園長というのは見つからなかった。代わりに延長コードを付けた園長だらけである。やはりあのお兄さんは信用ならなかった。数百円を巻き上げられた上にホラまで吹かれた。初対面の相手にとんでもない仕打ちである。問題のわいでおマフラーであるが、公式サイトの兄さんグッズのページにもすでに載っていない。つい先日までは冬の新商品ということで大々的に紹介されていたはずである。わいでおまといういかにも兄さんを連想させるネーミングをつけられておいて結局兄さんに着られることなくその役目を終わらせようとしているわいでおマフラー。当然と言っては何だが、公式サイトの2014年ミッションレポートのページでも一言も触れられていない。売上が著しくなかったのか知らないが、公式サイトからはまるでわいでおマフラーが100万人ミッションにおける黒歴史であり、存在自体を消そうとするかのような気配さえ漂ってくる。100万人ミッションの結果、用済みを食らったのは園長ではなくこのわいでおマフラーであったのかもしれない。

追記

前回ひらパーについて書いた記事がたくさんの反応をいただき本当にありがとうございました。これもひとえにカリスマブロガーあややさん(☞それは恋とか愛とかの類ではなくて)に紹介していただいたおかげです。あややさん本当にありがとうございました。